「ヨルムンガンド」という武器商人とその PMC (護衛用の傭兵) の活躍を描いたマンガがあります。いずれ、このブログでもちゃんとしたレビューをしたいと考えていますが、今回は本編を離れて、単行本についているおまけマンガ「ムンムンガンド」の紹介をします。
5 巻目のムンムンガンドは麻雀編です。本編のストーリーとは関係なく、本編の個性的キャラクターが卓を囲むというもの。カレンさんの独白で進みます。
ツモ。対々和・門・混老頭・混一色・ドラドラ。倍満。8000 オール。
天田博士…… 確率ばかり気にして。麻雀は数学ではない。
チェキータという女…… 喋ってばかりだ。一か月の給料をかけておいて、信じられん。
不気味なのはココ・ヘクマティアル。振り込みはしないものの、アガリもせず。ジリ貧なのに顔色一つ変えぬ。
掛け引きなのだ。それができない者には敗北あるのみ。引導を渡してやる。小四喜テンパイ。
そこに、ココの言葉が挟まります。
ロン。タンヤオ 2000 点。悪いね 安くて。
独白。
蛇がからむような一手。伝説の一局。悪夢の始まり。
ここまで 3 ページ。続きに期待してページをめくったら、作者の挨拶がありました。はい、おまけマンガ終了です。引っ張っておいて、期待させておいて、おしまい。これはひどい。
6 巻目のムンムンガンドで続きをやってくれ! と願いましたが、願いは通ぜず。果たして、「伝説の一局」は幻の一局になかったのかと思いました。
ところが、ところが。先月発売された「ヨルムンガンド」9 巻目のおまけマンガ「ムンムンガンド ザ☆グレート」で麻雀編の続きが出ているではありませんか!! 独白。
ノーベル賞級のデジタル打ち プロフェッサー・南 (注: 天田博士のこと)
八連荘のココ。
チェキ・ザ・酷死無双。
気づくには遅すぎた。相手は二つ名を持つ雀鬼たちであった。
カレンの今月の給料は風前の灯。
おお! ココの安手・タンヤオは何かと思いましたが、八連荘への第一歩でしたか。てか、この展開面白すぎ。期待を裏切らない面白さです。
おまけマンガで、何を興奮しているんだか orz。だって面白いんだもの。
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