2014-12-19

刻刻 番外編 — 300 日後 — が電子書籍版にて無料で発売開始

堀尾省太の SF 作品「刻刻」の番外編が、電子書籍版で発売されています。値段は無料。Amazon でも Kindle 版で購入可能です。

『刻刻』番外編―300日後―

刻刻

「刻刻」は「月刊モーニング・ツー」で連載されていた SF 作品。時の止まった世界に入り込んだ、一つの家族と止界 (= 時の止まった世界) の存在を知る宗教団体幹部らとの対立を描いています。時の止まった世界の独自ルール、対立の中で誰が止界から抜け出るのかというサバイバル的要素、めぐりめぐって変わってゆく人間関係。SF 要素の使い方とドラマの組み立ての優れた名作でした。

全 8 巻にて奇麗に完結。現在、第 1 巻が無料で発売されています。

刻刻(1)

刻刻 番外編は、刻刻 本編終了から 300 日後を描いた作品。番外編には、本編の主人公が出てくるものと出てこないものの二種類に大別されますが、この番外編は後者の形式。本編での出来事を他者がかぎつけて事件性に目を付けた... という流れ。

刻刻 本編を読まれた方は、是非。

2014-12-09

台東区中央図書館を活用しています

台東区に引越して 2 か月あまりが過ぎました。本好きな私にとっては嬉しいことに、台東区中央図書館がわが家の近く、職場の目の前にあります。

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近代的な建物ですよね。こちらは台東区の生涯学習センター。中央図書館は生涯学習センターの 1・2 階に入っています。

図書館は随分と IT 化されていて、図書館カードさえあれば無人貸出機で本を借りることができます。写真は図書館 2 F にある貸出機です。

図書館カードを入れて、借りる本の冊数を入力、すると機械が借りる本を勝手に読み出して貸し出し業務終了。あっという間です。

台東区立図書館のページからは (当然) ネットから本を予約することもできます。本が図書館に届いたら、電話もしくはメールでお知らせが入ります。図書館のおススメはメール。

中央図書館では予約した本は「予約本」コーナーに置かれています。このコーナーにはラベルの振られた棚が並んでいます。入り口にある機械に図書カードを通すと、自分が予約した本が「どのラベルの棚」にあるかが表示されます。予約本コーナーに入って、棚の中から自分の予約した本を探し、そして予約本コーナーの出口に設置されている「貸し出し機」(2 F にある機械と同じもの) を使って貸し出し処理を行ないます。

図書館員は貸出業務などには煩わされず、専らリファレンスなど IT 化しきれない作業を行なっています。

所蔵は図書館が揃える本は大低揃っていて、その上で、ライトノベルやマンガなども置いています。ライトノベルでは先日「アルスラーン戦記」を借りて読みました。マンガは私はまだ借りていませんが、「鋼の練金術師」が全巻揃っているようです。

中央図書館は使いたおしがいがありそうなので、どんどん利用してゆきたいです。

  • 開館 (月〜土): 9:00-20:00
  • 開館 (日、祝): 9:00-17:00
  • 休館: 第 3 木曜日、年末年始、特別整理期間

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