レ・ミゼラブル 25 周年記念コンサート [Blu-ray] のアンコールで、1985 年初演キャストが登場し「One Day More」を歌いました。マイケル・ボール (Michael Ball; 初代マリウス役) の「My place is here! (ぼくの場所はここだ!)」という歌唱が素晴らしいこと。そして、ボールの表情の晴れやかなこと。25 年経っても、やっぱりボールの居場所はマリウスだよ! と感概にふけりました。
それで、ものは試しにマイケル・ボールの CD を探してみたのですが、かなりの数の CD を出しているのですね。知りませんでした。お財布も厳しいので、これはという一枚を買いました。題名は「I Dreamed a Dream」です。やっぱり、「レ・ミゼラブル」を見た後は、「レ・ミゼラブル」の曲を聞きたくなりますものね。
収録曲 (下記参照) は有名なミュージカル・ナンバーが揃っています。知っている曲だけに、批判も厳しくなりそうですが、ボールは歌が上手い。どれも楽しく聞くことができました。
お気に入りの曲を簡単にご紹介。まずは「Phantom of the Opera」から「Music of the Night」。丁寧に歌いこまれています。有名な曲ですが、オリジナルのイメージを崩さず正統派な歌唱です。2 曲目は「Aspects of Love」から「Love Changes Everything」。ボールは「Aspects of Love」の初演キャストだそうですね。このミュージカルは個人的にはロイド=ウェバーの失敗作に当たると思うのですが、一曲目の「Love Changes Everything」だけは名曲だと思います。伏兵は 4 曲目。ディズニーの「Lion King」(ライオン・キング) から「Can You Feel the Love Tonight」。しっとりと歌い上げます。鳥肌もの。この曲、こんなに良かったんだ!? 5 曲目は「My Fair Lady」(マイ・フェア・レディ」から「Show Me」。意外な曲をチョイスしてきました。「My Fair Lady」の中ではマイナーな曲です。エンディングの前で、主人公イライザが求婚者に対して早口で叩きつける様に歌う曲です。しっとりと歌ったあと、一気にポップ調へと。楽しい一曲です。7 曲目の「Anthem」は知らない曲でしたが、心に残りました。「Chess」というミュージカルのナンバーだそうです。少し飛んで 11 曲目は「Rent」から「Seasons of Love」。名曲ですよね〜。人数の多い合唱版 (オリジナル版) も良いですけど、ボールの独唱版もなかなかのものです。14 曲目はお待ちかね「Les Misérables」から「I Dreamed I Dream」。女性の曲ですけど、男が歌っても良いです。ボールの歌い方ってミュージカルの雰囲気から外れないので、自然と聞けてしまうですね。17 曲目は「Cats」から「Memory」。ボールはアップテンポよりもスローテンポの曲が似合います。
う〜ん、本当に良いです。マイケル・ボール。他の CD も買ってみようかな?
I Dreamed a Dream
Michael Ball
曲名リスト
1. Music of the night
2. Love changes everything
3. Don't rain on my parade
4. Can you feel the love tonight
5. Show me
6. Last night of the world
7. Anthem
8. Sunset boulevard
9. Tell me on a Sunday
10. The boy from nowhere
11. Seasons of love
12. Every story
13. Something's coming
14. I dreamed a dream
15. Loving you
16. Tell me it's not true
17. Memory
18. You'll never walk alone
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