ラベル 絵画 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 絵画 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012-10-06

個展「私語する兎頭たち」に行ってきました

昨日、横田沙夜さんの第二回個展「私語する兎頭たち」に行ってきました。初日ということで、オープニング・パーティーにも参加。とても楽しい時間を過ごすことができました。

概略

  • 開催期間: 2012 年 10 月 5 日〜 10 月 29 日
  • 開廊時間: 月火木金 / 13:00-20:00、土日祝 / 12:00-19:00
  • 休館日: 水曜日
  • 会場: パラボリカ・ビス
  • 入場料: 500 円

個展について

横田さんは、「禁忌の境界展」に出品したり、既に一回個展を開いたりしていますが、私のブログで一番目に入るのはコンピレーション CD 「Cue Fanfare!」のジャケット絵ではないかと思います。

Cue Fanfare!(Greenwich Trailer Vol.1)
オムニバス 163(g) dulce aereo Miyu Miyu 夜の夢 telescope たらりらん 矢野あいみ 恋のパイナップル 小春 halnote
Cue Fanfare!

この兎を頭に乗せて俯きがちな少女が、横田作品のメイン・ストリーム。今回はラフ・スケッチも公開 (千円で売ってます!)

私語する兎頭たち

真ん中のスケッチの左下にあるのは、もしかしたらこの絵のラフかな?

私語する兎頭たち

いいなぁ、と思う作品は初日にしてもう売れていました。赤いシールが売約済マーク。作品名は「月とナイフ」

私語する兎頭たち

剥製作家のヒキムスビとのコラボレーションによる、人形版・兎頭も! (非売品)。小さな兎の剥製が乗ってます。

私語する兎頭たち

オープニング・パーティー

17:30 過ぎに始まったオープニング・パーティーは、横田さんを交えてとても楽しい (?) ディープな話で盛り上がりました。

お酒の飲めない人にはスパークリング・アップル・ジュース! 炭酸入りのアップル・ジュースです。初めての味に、ちょっと腰が引けてしまいましたが ^^;。

私語する兎頭たち

Cue Fanfare! の津田さんとも会えたし、ヒキムスビさんとも話ができたし、いと楽しいオープニング・パーティーでした。

2012-06-16

直島の地中美術館に行ってきました

直島は香川県にある島の一つ。島全体が美術館の様になっている観光地です。ここには沢山見るものがあるのですが、いくつも回るのは大変なので「地中美術館」だけを見て来ました。

展示作品は、モネの「睡蓮」が五点、ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」というアートスペース、ジェームズ・タレルの光をアートにした作品が三点。そして、地中美術館そのものが、建築家・安藤忠雄のアートになっていました。

美術館の中は撮影禁止なので、周りの写真をいくつか。

写真ギャラリー

直島に行く途中のフェリーにて。

直島へのフェリー

地中美術館のチケット売場から美術館に向かう途中に、モネの睡蓮を再現するように池がありました。これも見所の一つ。

直島の地中美術館

地中美術館の入り口です。

直島の地中美術館

あとがき

デ・マリアの作品は大きな部屋全体が一つのアートになっていて、こんな部屋に住んでみたい... と。変なことを考えました。タレルの作品は、光だけを使ってアートを使っている点でびっくり。デ・マリア、タレルの作品を見たことで、初めて現代藝術というものを楽しみました。

2012-04-20

Cue Fanfare! 感想 〜 雑多で、多様で、愉しいコンピ・アンバム

新生インディーズ・レーベル Greenwich Records のファースト・コンピレーション・アルバム「Cue Fanfare!」を手に入れました。この CD を買うきっかけ、プロデューサー・津田 真さんのレーベルにかける想いなどは過去エントリーに書いたので、よければ一緒に読んで下さい。

Cue Fanfare!(Greenwich Trailer Vol.1)
オムニバス 163(g) dulce aereo Miyu Miyu 夜の夢 telescope たらりらん 矢野あいみ 恋のパイナップル 小春 halnote
Cue Fanfare!

Amazon に収録曲情報がありません。過去エントリーに書いた収録曲情報を再掲載。

  1. 三毛猫は左利き/小春
  2. 白と現/halnote
  3. 恋の直行便/タトラ
  4. ミタイ/中田真由美
  5. みるく/原名蕗子
  6. 陽だまり/樋口 舞
  7. ください/おはようメルシー
  8. かさは あか/今宿えみこ
  9. ねむりひめ/xpocs
  10. 星の国/163(g)
  11. glimps of light/dulce aereo(空気飴)
  12. 悲しみの林檎/MiyuMiyu
  13. 4符/夜の夢
  14. Voyager/telescope
  15. たいむかぷせる/たらりらん
  16. ブルーバード/矢野あいみ
  17. ハニカミヤハニイ/恋のパイナップル

感想

なにぶん、優れた音楽を奏でながら、未だにレーベル契約もなく、無名のままでいるミュージシャンもいます。(中略) そうした音楽とその作り手に、作品的にも金銭的にも正当な評価を与えたい という趣旨のコンピ・アルバムですから、演奏者もメジャーな人はおりません。よほど (東京の) ライブに通いつめてる人でないと知らないアーティストばかりです。なので、ライナーノートに各曲・各アーティストについて津田さんのコメントが入っています。平均 150 文字。CD を聴きながら、ライナーノートを読む。

アルバムの構成について。津田さんはこう書いています。作成途中で それぞれの楽曲に、共通のテーマや繋がっていくストーリーが見え始めた。そこで、架空の映画のサウンドトラックというニュアンスを持たせて構成してみた。だから、CD の一曲目に一番良い曲を持って来るようなことはしていません。むしろ、各アーティストが全く別の方向性を持っているのに、一本の流れに乗せる様に構成しています。

特にお気に入りの曲の感想を書いてみます。

三毛猫は左利き/小春

アコーディオン奏者・小春のソロ曲。フランスのシャンソンの調べをアレンジしているのかな? とてもエスプリに溢れた曲。ベートーヴェンのバガテルの様な気楽さと楽しさを、フレンチ風に仕上げた感じ。アルバムの冒頭を飾るのにこれ以上ないという粋の良さを感じました。

ミタイ/中田真由美

アルバム中、最も好きになった曲の一つ。基本、ギター一本による弾き語り。「よる」ってフレーズが何度も使われて、気がついたら頭の中でリフレインしているような曲。シャンソンの様に、メロディーの少ない台詞めいた詞が入っていて新鮮。メロディーも少し「外し」た様な感じで、歌唱力高く歌い上げています。ちなみに、この曲はひめじ国際短編映画祭で 2010 年度監督賞に輝いた片岡翔監督の作品「くらげくん」の主題歌になっているそうです。

かさは あか/今宿えみこ

ピアニスト・有澤かなとの協同活動。津田さんのライナーノート ちょっと不安定なピッチと、天才的なソングライティング は、この曲を良く現していると思いました。「何だかよく分からないけれど〜」で何度も始まる詞。思わず、引き込まれてしまいます。ピアニストが別に居るのに、ピアノの音がちょっと入り切っていない(?)のが残念。

Voyager/telescope

DJ/ソロ・アーティスト/作曲家の芳川よしのと二十歳のシンガー・カリソ (かりん) の二人組ユニット。打ち込み系で曲作り。ボーカルは抑揚を抑えた歌い方。打ち込み... な曲は苦手な部類に入るんですが、この曲が私を魅了するのは曲の素材。Voyager です。あの太陽系外探査用無人惑星探査機ボイジャー (1977 年打ち上げ) を歌っているのです。SF 好きとしては心に響くものがあります。

ブルーバード/矢野あいみ

ピアノの弾き語り。中田真由美と並んで、本アルバムで最も好きになった曲の一つ。心を癒すスロー・テンポ。息づかいが聞こえる様な臨場感。アップ・テンポでもないのに、胸打つ心臓が鼓動を早める。これは才能だと思いました。

ジャケットについて

ジャケット絵を描いたのは、新進の絵描き・横田沙夜さん。幻想的な絵を描くお人。

絵描きも音楽家も、新進アーティストに光を当てたい、という津田さんの粋が詰まっていますね。

YouTube ダイジェスト

2012-04-09

Quolia Junction で展示されてるノアール・マンガ「龍子」第二章を見てきました

東京は銀座の QUALIA JUNCTION で開催されている「龍子」展に行ってきました。

作者のエルド吉水さんは、パブリック・アート界では有名な人だそうです。パブリック・アートって、駅や公園なんかの公共の場所に置いてある藝術作品ですね。

エルド吉水さんは、2 年前に作品発表を沈黙。そして、去年 10 月にノアール・マンガ「龍子」の第一章を発表しました。そして、3/30 日から第二章を発表と...

色んな意味で異色です。まず発表形式が異色です。Qualia Junction にお邪魔すると、壁一面に原画サイズの「龍子」のマンガが一枚ずつ貼られているんです。冊子になっていないんですね。なので、読者は絵を見る感じで、マンガを読んでいきます。

気に入った画があったら、注文可能。絵の様にして、その画を買うことができます。基本、一枚一万円。絵画とマンガの中間みたいな発表形式ですよね。

作品は、エルド吉水さんが一人で作成。アシスタントは使っていません。そして (だから?)、作品の発表間隔が不定期。昔、映画に音楽が付くようになった頃、クラシック音楽の作曲家に作品を依頼したことがあったそうで、作曲家はオペラやなんかと同じ気分で一年、二年かけて作曲しようとしたのだけれども、映画会社は一、二か月ほどで作曲して欲しいと思ってた、なんてエピソードがあります。今の週刊マンガ・月刊マンガに慣れていると、こういった藝術家の人達がマンガを描く時の「作る」意識の違いを面白く思います。

作品の感想

第二章だけ読んでも分からないので、Quolia Junction に行くと冊子風になった「第一章」も置いてあります。

龍子

ストーリーを書くと、某王国で軍事クーデターが勃発。国王は赤子の娘を、マフィアの龍子に与けます。それから十数年後。王女とその親友は龍子の手によって、日本へと逃がされる (ここまでが第一章)。第二章では龍子の過去が語られます。日本に行った王女は? 龍子はこれからどうするのか? 第三章に続く...

初期の BANANA FISH の様な独特の異国文化におけるマフィアの暗躍。軍との軋轢。未来への不安。そして、良質の SF マンガ (超人ロックや BLAME!) で見られる読者に媚びを売らない展開。面白いけれども、まだ第二章じゃ本格的にストーリーが動き始めない。これから先がどうなるか、楽しみです。

写真を撮っても良いよ、という話だったので気に入った画を一枚だけ撮らしてもらいました。「刺狙里・黒霧」という作品です。BLAME! のシボに少し人間臭さを加えたというか、二十面相の娘が大人になった姿というか、そんな雰囲気に魅了されました。

龍子 - 刺狙里・黒霧

「龍子」第二章は Quolia Junction で 4/14 日まで公開しています。

ref

2011-04-25

禁忌の境界展に行きました

先日、黒川会なるオフ会に参加しました。その場には絵描きさんや物書きさんが集まっていて、一介のブロガーには敷居が高かったのですが、皆さん気さくで和気合々とおしゃべりすることができました。その中で、二つの展示会に誘われました。片方はゴールデン・ウィーク帰省中の開催で日程が合わないので、せめてもう一方には顔を出そう。そう思って行ってきたのが「禁忌の境界展」でした。

禁忌の境界展

企画・制作は美少女さん。『禁忌』に挑んだ計 10 名による作品展です。皆さんタブーに近い題材を扱っていましたが、表現を最前面に出すか隠し絵の様にするかで印象が変わるのですね。展示会が同じながら、受け入れ易い作品とウワッて作品がありました (すみません)。

個人的には、ぴすどりさん、点画のきれいな anata さん、女の子のきれいな Ray さん、童話風な絵が可愛らしい横田沙夜さんの作品が気に入りました。

せっかくなので、2 枚だけポスト・カードを買いました (上の写真: パンフの隣に置いてあるものがそれです)。Ray さんと横田さんの作品のポスト・カードです。

最後に絵を見たのは、展力 / 清野晃代展でした。久し振りにアートの世界を堪能しました。良かったです。

2010-10-25

展力 / 清野晃代展

展力 / 清野晃代展

銀座のスルガ台画廊にて、「展力 / 清野晃代展」という画廊展が開かれます。

清野晃代さんは、私の友人の妹さん。武蔵野美術大学油絵研究室の助手で、初めての画廊展とのことです。絵の題材は病院。誰も居ない病院の椅子や、ベッドに横たわる女性、人の居ない廊下とその先の出口。そんな絵が 10 数点ほど展示されています。

概略は以下の通り:

  • 会期: 10/25 (月) 〜 10/30 (土)
  • 時間: 11:00 〜 19:00 (最終日のみ 17:30 まで)
  • 入場料: 無料
  • 場所: 東京都中央区銀座 6-5-8 トップビル 2F 銀座スルガ台画廊

大きな地図で見る

あとがき

10/23 (土)、Google 日本語入力 TechTalk 終了後に展示会の手伝いへと会場に行きました。会場に着いたら準備はほぼ終わっていて、照明の話とかになってて、私の仕事は残っていませんでした。

せっかくなので、開催前の画廊ではありますが、作品をゆっくりと見させて頂きました。陽のあたる待ち合いの椅子の絵は心が和みました。一方、病院の出口へと向かう無人の廊下の絵はひやりとさせられるものがありました。病院って常に人が居るのが普通と思っていたのですが、その廊下が夕方とはいえ無人になっているのが「怖い」と思ったのかな? 皆さんは、この画廊展を見てどんな印象を抱くでしょうか?

画廊はビルの二階で場所が分かりにくい上、そもそも画廊に入ったりするのは気おくれする。なんて方が大半だと思います。でも無料なので、よければ立ち寄ってみて下さい。