昨日はおまけマンガの「麻雀」を紹介しましたが、今回はまじめに麻雀マンガを紹介します (ネタバレあり・単行本派は読まないで下さい)。
紹介するマンガはヤング・チャンピオンで連載中の「凍牌」。この作品が今、クライマックスにさしかかって面白いんです。
舞台はプロ・アマ参加可能な麻雀チャンピオン・シップ。裏では優勝にヤクザの黒い影がチラつくも、一応、表向きは真っ当なチャンピオン・シップ (ゴルフやテニスの全英オープン、全仏オープンの様なものと思って頂ければ結構かと)。
主人公はケイこと「氷の K」。高校生ながらヤクザの代打ちにして、その一軍を担う天才。対するは裏の世界で数十年に渡り不敗を誇る大辻。
終盤。ついにケイは大辻を点数的にも精神的にもノックアウト。迎えたオーラス。大辻にまさかの好配牌。大辻、死なず!! 鳴きと引きとで大三元テンパイ!!! そこに、(かつてケイと戦ったこともある) アイがリーチ。役はなんと統正九蓮宝燈!! 続いてケイも追っかけリーチ。しかも国士無双十三面待ち。
いやいやいやいや。ありえない。ありえないけど、この盛り上がり。たまらない。
「凍牌」は、運が強すぎな感もありますが、登場するキャラクターに華があります。矜持と言っても良いのかもしれません。そしてスピード感のあるストーリー展開。華とスピード感で、このクライマックス。ありえないながらも熱くなってしま います。それが「凍牌」という麻雀マンガの面白さであり魅力だと思います。
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