2012-01-31

それでも世界は美しい (椎名 橙) を読む

久しぶりにニヤニヤできる少女マンガを買いました。「それでも世界は美しい」。作者は椎名 橙。

それでも世界は美しい 1 (花とゆめCOMICS)
椎名橙

4592188721
白泉社 2011-12-20
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

第一巻には三編を収録。花とゆめコミックスで発売されている通り、「花とゆめ」で読み切りとして発表されました。収録データを読むと、一作目が平成 21 年 7 号(ふろく?)、二作目が同年 13 号ふろく、三作目が平成 23 年 19 号掲載とのこと。二作目と三作目の間に二年の間が空いていますね。現在は、2012 年 2 月号から集中連載が始まっているとのこと。

あらずじと感想

世界を征服した「晴れの大国」の太陽王・リヴィウスが、余は少々太陽には飽きたのだ と言ったのが事の発端。東方の鎖国公国「雨の公国」(実体はお金がないだけ...) の王族が雨を降らせることを聞きつけ、王女を差し出す代わりに自治を与えると申し出る。そこで送り出されることになったのが第四王女のニケ。

城に着いて太陽王に謁見してみれば、自分よりも年下の少年王。母親が暗殺されたことをきっかけに、心を閉ざし、三年で世界を征服したという。そんな彼の妻となり、少年王の渇いた心に「それでも世界は美しい」と伝えるラブコメ (?) が本作品の大まかなストーリーです。

まず、2 つのベースになる設定がしっかりしています。一つは、「晴れの大国」というだけあって「雨が降ったのを見たことがない」こと。もう一つは「最新技術で生活用水等の確保に問題はない」という設定。まあ、そうじゃないと、雨なしではすぐに国が亡びますもんね。

で、本作で素晴らしいのが、雨を肯定的に受け入れるストーリー。普通、雨と言えば否定的に考えるものです。(マンガではなく) 日常生活では、傘を持たなきゃいけないし、下手に濡れれば風邪をひくしで嫌なもの。でも、生活のうえで雨って欠かせないものなのですよね。雨が降らないと農作物は育たないし、生活用水にも支障が出ます。

「それでも世界は美しい」では、そういう「雨」の重要度を教訓っぽさを全く見せずに「美しい」と表現しています。これって、世界観構築がちゃんとしている上で、ストーリーの運びが自然でないと出来ないこと。雨を望む人々を、読者に当たり前のように提示している。上手いですねぇ。

そして、もっと重要なのが心の在り様。アメフラシの師匠の言葉:

私達が潤すのは大地ばかりではない

私達が真に滴を届けるべくは人の心の奥、そのまた奥、聖域と呼ばれる場所

抱えた重荷、帰らぬ人、そういう物をしまっておく、最も脆く渇きやすい心の神殿

というわけで、読むべきはニケの奔放な性格とアメフラシが、リヴィウスの心を溶かしてゆくところ。第一話で、最初は「道具」としか見ていなかったニケに心を開いたリヴィウスが、第二話では他国へも「ニケ」の立場を明確にしたい... なんて考えるあたりニヤニヤしちゃいます。そんな心を知って、式展でアメフラシを行なうニケ。アメフラシは私事で使わないんじゃなかったのか? という問いに、「あいつらの事はついでだ。私は—」「わかってるさ。わかってる。ありがとな」。もう、なんて言うか。ああ、良いなぁ〜。

連載も始まり、二巻目も出てくれそうな様子。これからの進展が大いに楽しみです。

2012-01-30

マイ・フェア・レディ ???

一昨日のこと。オーディオ好きな友人との会話。(注) 記憶を頼りに書いているので、会話文は忘却フィルターがかかってます。

友: 「最近、名盤に興味があるんだよね」

私: 「ああ、いいことじゃない。例えばどんなの?」

友: 「マイ・フェア・レディなんか聞きたくてさ」

私: 「お、マイ・フェア・レディ。いいよね。でもなんで、マイ・フェア・レディ?」

友人の好きなジャンルはブルーズやビートルズ。最近はクラシック音楽にジャズが加わっています。なので、サントラの「マイ・フェア・レディ」を欲しがるのにはびっくりしました。

My Fair Lady: Original Soundtrack (1964 Film)

友: 「マイ・フェイバリット・シングスでさぁ、どのレコードと (レコード用の) カートリッジが合うか、ってのやってて。そこで取り上げられてたんだよね」

私: 「そこは CD じゃなくて、レコードなんだ」

はい、友人はレコードも嗜むのです。って気軽に相槌打ちましたが、ちょっと待って下さいよ。少し日本語が分からない。「マイ・フェイバリット・シングス」は「サウンド・オブ・ミュージック」の曲です。もしかして、友人、「サウンド・オブ・ミュージック」と「マイ・フェア・レディ」を混乱している?

サウンド・オブ・ミュージック45周年記念盤

そこへ畳みかけるように。

友: 「モノラル盤とステレオ盤の聞き比べもしてみたいんだよね」

私: 「うん、うん。ジュリー・アンドリュースいいもんね」

疑問は棚上げにして、話を聞きます。モノラル盤とステレオ盤。「マイ・フェア・レディ」の CD はステレオ盤しかないはず (レコードにモノラル盤があるのかどうかは知りませんが)。モノラル盤とステレオ盤と言えば、ミュージカルの方でしょうか。1956 年録音のオリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤はモノラル盤、1959 年録音のオリジナル・ロンドン・キャスト盤はステレオ盤。どちらもメイン・キャストは同じですが、アレンジが違っていたりして聞き比べるのも楽しいものです。ちなみに映画版のイライザ役はオードリー・ヘップバーンが演じ、マーニ・ニクソンの吹き替えでした。ミュージカルでイライザ役をやっていたのはジュリー・アンドリュースです。ミュージカル盤を狙うとは、友人の今までの方向性からすると大転換です。

マイ・フェア・レディ《オリジナル・ブロードウェイ・キャスト 1956》 My Fair Lady (1959 Original London Cast)

そこへ衝撃の一言。

友: 「ジャズのアルバムとして大ヒットしたらしいよ」

私: 「???」

ジャズ?

「マイ・フェア・レディ」はミュージカルでしょ? どこを、どうやったらジャズになる? あ、もしかしたら

私: 「シェリー・マンの『マイ・フェア・レディ』か!」

というオチでした。

Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady

蛇足

シェリー・マンの「マイ・フェア・レディ」は、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の曲をジャズ・トリオにアレンジしたものです。ピアノはアンドレ・プレヴィン、ベースがリロイ・ビネガー、そしてドラムがシェリー・マンでした。ミュージカルをジャズ・アレンジしたアルバムの中でも名盤と呼ばれているものです。

途中で混乱を誘った「マイ・フェイバリット・シングス」とは、雑誌「管球王国」(オーディオ雑誌の一つ) の連載の一つで、シェリー・マンの「マイ・フェア・レディ」は 2008 年秋号 Vol.50 で取り上げられたようです。

友人はミュージカルにさほど興味を持っていないはずなのに、と最初は訝しんだものです。ですが、ジャズのアルバムということで大いに納得しました。ジャズなら友人の守備範囲内ですからね。

そうそう、このシェリー・マンの「マイ・フェア・レディ」。私も欲しいんですよ。いつか買いたいと思って、Amazon のウィッシュ・リストには入れてあるんです。もちろん私は CD を買いますがね。

2012-01-27

ヨルムンガンド 最終話を迎える

高橋慶太郎がサンデー GX で連載していたマンガ「ヨルムンガンド」が今月号 (2012 年 2 月号) で最終回を迎えました。

月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2012年 02月号 [雑誌]

「ヨルムンガンド」は、武器商人ココとその護衛ヨナの二人の主人公によって紡がれる物語。武器商人を主人公にしたマンガってのも珍しいですね。ヨルムンガンドの説明は、コミックスの頭に常に付けられています。引用するとこの通り:

五つの陸を食らい尽くし

三つの海を飲み干しても

空だけはどうすることもできない。

翼も手も足もないこの身では。

我は世界蛇。

我が名はヨルムンガンド。

ところが、一巻目にヨルムンガンドの名前は出てきません。二巻目も三巻目も。ヨルムンガンドの名前が出るのは、9 巻目。ヨルムンガンドとは一体何なのか。謎を含みつつストーリーは進みます。

緊張を含んだ伏線と、エピソード毎の情報戦・銃撃戦のバランスがピタリとマッチした作品。それが「ヨルムンガンド」でした。

そうそう、伏線と言えばヨナの台詞。「僕は武器商人と旅をした。」この台詞の意味するところは?

ラストに待っているのは、ハッピー・エンドかバッド・エンドか。

この謎は最終話で明らかにされます。ちなみに、2 話目「PULSAR」 phase.1 でヨナが銃を捨てるシーンがありましたが、これは最終話とリンクしているのですね。

ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)

ダレることなく、戦場をかけぬける武器商人のごとく、最終話まで繋げた作者に「ありがとう!」。

PV

蛇足ながら、TV アニメ化も決まりましたね。PV 第一弾が出ていたので、貼っておきます。

矛盾

矛盾を言っていいのは、武器商人だけ

マンガの中で何度か使われるこの台詞。なんで、「武器商人」だけなのか? ずっと疑問でした。

で、矛盾のエピソードを思い返して... ハッ。

「最強の矛」と「無敵の盾」を売っていたのは中国の商人。矛と盾を売っていたということは、この商人は武器商人じゃないですか。普通はここで否定的に考えて、「そんな物はないから」矛盾だ... と言うわけです。だけど、武器商人は違うぞ、と。「最強の矛」と「無敵の盾」を売っちゃうぞ、と肯定してしまう。だから、矛盾を言っていいのは武器商人だけ。という意味かな。なんて考えました。

ルービンシュタイン全集 スクリーン・ショット

さんざ、発売が遅れていると書いたアルトゥール・ルービンシュタイン全集ですが、去年の 12 月末に無事 HMV から発送されました。どうやら 12/27 に入荷し、12 月中に発送されたようです。残念ながら、私はその頃帰省しておりましたので、商品は正月明けに受け取ることになりました。

さて、これだけ「延期」エントリーを書いてきたにもかかわらず、商品が届いたという記事は書いておりませんでした。これは不公平かと思い、スクリーン・ショットを交えてアルトゥール・ルービンシュタイ全集・全 142 枚組をお見せします。

Arthur Rubinstein - The Complete Album Collection

外箱は大きいです。ハイフェッツ全集やホロヴィッツ全集とは違い、細長タイプではありません。ブロック型というのでしょうか。少々、置き場所に困ります。

Arthur Rubinstein - The Complete Album Collection

箱を開けると、大きなブックレットが現れます。160 ページ近い大判本。中にはルービンシュタインのエピソードと収録 CD のリストが入っています。ただし、輸入盤なので全文英語です。

右手に見える帯を引くことで、ブックレットを取り出します。

Arthur Rubinstein - The Complete Album Collection

CD は紙ケースに収録。二段になっています。見事なものですね。

あとがき

遂にルービンシュタインの全集が出ました。これが出ることを願って、ルービンシュタインの CD (特にショパン) を買うのを控えていた甲斐があったというものです。枚数が多すぎなので聞くのが大変ですが、ゆっくり時間をかけて聴いてゆくことでしょう :)

2012-01-21

トスカニーニ全集、発売延期 その一

先日紹介したアルトゥール・トスカニーニ全集。HMV で 3/6 発売とお知らせしましたが、早速、発売延期のメールが届きました。

新発売予定日は 3/27。Amazon は依然と 3/5 ですが、こちらも近い内に修正がかけられることでしょう。

  • 2012-03-27: HMV 一回目の発売延期日
  • 2012-03-06: HMV の発売予定日
  • 2012-03-05: Amazon の発売予定日

冷凍庫で高野豆腐を作る

高野豆腐は凍り豆腐とも呼ばれ、豆腐を凍らせて作ることができます。男の趣肴さんのページにレシピがあったので作ってみます。

オリジナル・レシピ

材料は 絹ごし豆腐を好きなだけ とのこと。

つくり方
  1. 豆腐を10分ほど容器に入れて、自然に流れ出る水分だけを捨て、豆腐を食べやすい大きさに切り分けます。高野豆腐にしてからも切れるので、テキトーで構いません。
  2. 冷凍庫に入れて凍らせます。このとき金属パレットだと急速冷凍ができますが、特に容器は問いません。このときは冷凍庫に余裕がなかったので、サランラップに包んで、冷凍しました。
  3. 完全に凍ったら、高野豆腐のできあがりです。解凍してから含まれている水分をゆるく絞って味付け調理します。解凍は自然解凍でも電子レンジでチンでも構いません。もっと急ぐときは凍った状態のまま調理することもできます。

自炊レシピ

オリジナル・レシピを参考に「凍り豆腐」を作ります。

材料

オリジナル・レシピは絹豆腐を使っていましたが、私は木綿豆腐を使います。理由は安いから (絹豆腐は高いんですもの)。

スーパーで豆腐 1 パックを購入。そのうち 2/3 を八等分にして使います。残りの 1/3 は冷奴にでもします。2/3 しか使わない理由は、保存容器の大きなのがない... 等々の理由に依るものです。

作り方

  1. ジップロックの底にサランラップを敷く
  2. サランラップの上に切った豆腐を並べる
  3. 豆腐の上にサランラップを重ねて、更に豆腐を並べる
  4. ジップロックの蓋を閉じて、冷凍庫へ
  5. 冷凍が終わったら、解凍する

サランラップを敷くのは、凍った豆腐がジップロックや豆腐同士でくっつくのを避けるためです。

高野豆腐 完成

凍らせて出来上がった高野豆腐です。見た目、黄色っぽくなっていれば OK です。

ここからの解凍が一苦労です。オリジナル・レシピでは、解凍せずに使っても良いとありますが、やはり水分は除きたいもの。電子レンジの解凍が一番お手軽。質を求めるなら自然解凍。

私は自然解凍させていますが、この時期かなり時間がかかります。事前に豆腐の周りの氷を取っておくと良いです。豆腐の端を摘むようにしてあげると、壁面の氷がはがれます。力を入れすぎると豆腐が崩れます。解凍が終わったら、ギュッと押さえて中の水分を出します。

高野豆腐 完成

出来上がると、氷に包まれていた時の色はなくなります。お馴染みの高野豆腐の色ですね。防腐剤などを使っていないので、より安全です :)

2012-01-20

007 Blu-Ray Box 予約受付中

007 シリーズの全作品を BD 化したボックスが Amazon で予約受付中です。製作 50 周年を記念しての限定ボックス。007 シリーズは単独でブルーレイ化されている作品もありますが、今回のボックスでは全作品を BD で提供とのこと。9 作品が初ブルーレイ化とのことです。

007 製作50周年記念版 ブルーレイ BOX 〔初回生産限定〕[2012年秋発売予定(発売日未定)] [Blu-ray]

Amazon 価格で 24,200 円。未公開映像を含む特典映像付き。製作 50 周年記念ボーナス・ディスク付き。

収録作品は以下の通りです。赤文字は初 BD 化作品。

  1. ドクター・ノオ
  2. ロシアより愛をこめて
  3. ゴールドフィンガー
  4. サンダーボール作戦
  5. 007は二度死ぬ
  6. 女王陛下の007
  7. ダイヤモンドは永遠に
  8. 死ぬのは奴らだ
  9. 黄金銃を持つ男
  10. 私を愛したスパイ
  11. ムーンレイカー
  12. ユア・アイズ・オンリー
  13. オクトパシー
  14. 美しき獲物たち
  15. リビング・デイライツ
  16. 消されたライセンス
  17. ゴールデンアイ
  18. トゥモロー・ネバー・ダイ
  19. ワールド・イズ・ノット・イナフ
  20. ダイ・アナザー・デイ
  21. 007 カジノ・ロワイヤル
  22. 007 / 慰めの報酬

ボンド役は、「ドクター・ノオ」から「007 は二度死ぬ」までがショーン・コネリー、「女王陛下の 007」はジョージ・レイゼンビー、「ダイヤモンドは永遠に」でショーン・コネリーが復活、「死ぬのは奴らだ」から「美しき獲物たち」までをロジャー・ムーア、「リビング・デイライツ」と「消されたライセンス」をティモシー・ダルトン、「ゴールデンアイ」から「ダイ・アナザー・デイ」までピアース・ブロスナン、そして現在現役は「カジノ・ロワイヤル」と「慰めの報酬」に出たダニエル・グレイグ。

未収録作品

007 シリーズはイオン・プロダクションが製作しています。イオン・プロダクション以外の作品は、本 BD ボックスに収録されていません。つまり、1967 年に製作された「カジノ・ロワイヤル」と 1982 年に製作された「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」の二作品ですね。

1969 年版「カジノ・ロワイヤル」は未見ですが、ドタバタ・パロディとの噂です。でも出演者を見てみると、ピーター・セラーズ、デイビット・ニーブン、ウディ・アレン、オーソン・ウェルズ、デボラ・カー、ウィリアム・ホールデンと異様に豪華。音楽もバート・バカラックが担当しているとのこと。これだけの布陣を擁してパロディ映画になるとは、これいかに?

1982 年の「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」は「サンダーボール作戦」のリメイク映画。主演はショーン・コネリー。

あとがき

最近、007 シリーズの原作を読んでいます。イアン・フレミングの筆によるものですが、映画とイメージが違っていたり、映画で痛快に思ったシーンが原作にあったり。とても楽しんでいます。そして、原作を読むと「映画版」も観たくなってしまうんですよね〜。さて、このボックス、どうしましょ。

ref

2012-01-19

トスカニーニ RCA 全集 (84 枚組) 予約受付中

最近のソニー (RCA) は凄いですね。つい先月、ルービンシュタイン全集をリリースしたのに、今度はトスカニーニ全集を出しますよ。これは想定外の驚きです。嬉しいですけど、財布が悲鳴をあげそうです。

Toscanini Collection
Amazon | HMV

商品内容は HMV、Amazon の商品ページに詳しいので概略のみ書いておきます。内容は CD 84 枚 + ドキュメンタリー DVD 1 枚。RCA での正規録音を全て収録。加えて、EMI への BBC 交響楽団との正規録音 (2 枚分) も収録。録音年代は 1920 年から 1954 年まで。振っている管弦楽団は NBC 交響楽団、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団、BBC 交響楽団。おや? トスカニーニはウィーン・フィル、ベルリン・フィルは振ってないのね。

価格は HMV、Amazon ともに 9,089 円 (HMV はマルチバイ価格)。HMV は予約ポイントが 10 倍、Amazon は輸入盤同時購入で更に 10% 割引。発売日は 2011 年 3 月 5 日 (Amazon), 6 日 (HMV)。これは過去の経験から言って、予定通りの発売にはならないでしょう。いずれにせよ、トスカニーニの全集が 1 万円を切る価格で手に入るというのは魅力的です。

ラスト・コンサートは未収録

1954 年 4 月 4 日。この日のコンサートを最後に、トスカニーニは指揮台を去ります。曲の途中で指揮が止まり、音楽も中断したという伝説のコンサートです。この時の録音は、トスカニーニ唯一のステレオ録音としても知られています。

残念なことに、このラスト・コンサートの録音は本全集に収録されていないようです。版権は RCA にないのでしょうかね?

幸いにもラスト・コンサートの CD は Altus レーベルや M&A レーベルから出ています。私は持っていないので、これを期に買ってしまおうかな...?

参考—過去の RCA 全集

  • 2007 年 09 月: グレン・グールド (80 枚組)
  • 2009 年 12 月: ウラディミール・ホロヴィッツ (70 枚組)
  • 2011 年 01 月: ヤッシャ・ハイフェッツ (103 枚組)
  • 2011 年 12 月: アルトゥール・ルービンシュタイン (142 枚組)

2012-01-18

オペレッタ・ボックス (100CD) がお買い得

Membran レーベルからオペレッタ・ボックスが出ています。何と 100 枚組。値段は 11,165 円、マルチバイ特価 9,570 円 (HMV)。Amazon では見つからず。

このボックスは主に 1950 年代の録音を主に収録。当然モノラル録音です。魅力は何といっても 50 のオペレッタを一挙に聴くことができることでしょう。定番オペレッタたるヨハン・シュトラウス 2 世の「こうもり」やレハールの「メリー・ウィドウ」、序曲ばかり有名なオッフェンバックの「天国と地獄」、名前だけしか聞いたことのないレハールの「ルクセンブルク伯爵」と「パガニーニ」、ミレッカーの「乞食学生」、ヨハン・シュトラウス 2 世の「ジプシー男爵」等々。収録されたオペレッタ名は以下の通りです:

  1. アブラハム: 「ヴィクトリアと軽騎兵」全曲
  2. ギルベルト: 「踊り子カーチャ」全曲
  3. ゲッツェ: 「アドリエンネ」全曲
  4. ヤルノ: 「フェルスター・クリステル」全曲
  5. イェッセル: 「シュヴァルツヴァルトの娘」全曲
  6. ジョーンズ: 「ザ・ゲイシャ」全曲
  7. カールマン: 「チャールダーシュの女王」全曲
  8. カールマン: 「伯爵家令嬢マリツァ」全曲
  9. カールマン: 「サーカスの女王」全曲
  10. カールマン: 「モンマルトルのすみれ」全曲
  11. カールマン: 「ジプシーの大僧正」全曲
  12. ベナツキー: 「白馬亭にて」全曲
  13. ヴァルター・コロ: 「3人の婆さん」全曲
  14. キュネケ: 「どこかのいとこ」全曲
  15. キュネケ: 「リゼロット」全曲
  16. キュネケ: 「罪深き女」全曲
  17. レハール: 「メリー・ウィドウ」全曲
  18. レハール: 「ルクセンブルク伯爵」全曲
  19. レハール: 「ほほえみの国」全曲
  20. レハール: 「パガニーニ」全曲
  21. レハール: 「ジプシーの恋」全曲
  22. リンケ: 「月姫さま」全曲
  23. ベナツキー: 「姉妹と私」全曲
  24. ミレッカー: 「乞食学生」全曲
  25. ミレッカー: 「デュヴァリー」全曲
  26. ミレッカー: 「ガスパローネ」全曲
  27. オッフェンバック: 「天国と地獄」全曲
  28. オッフェンバック: 「ファンタジア」全曲
  29. オッフェンバック: 「追い出された亭主」全曲
  30. オッフェンバック: 「魔法の横笛」全曲
  31. レイモンド: 「青い仮面」全曲
  32. シュトルツ: 「紺碧の夢」全曲
  33. O.シュトラウス: 「ワルツの夢」全曲
  34. ベナツキー: 「魅力的なお嬢さん」全曲
  35. O.シュトラウス: 「テレジーナ」全曲
  36. O.シュトラウス: 「最後のワルツ」全曲
  37. J.シュトラウス2世: 「こうもり」全曲
  38. J.シュトラウス2世: 「ジプシー男爵」全曲
  39. J.シュトラウス2世: 「ヴェネチアの夜」全曲
  40. J.シュトラウス2世: 「踊り子、ファニー・エルスラー」全曲
  41. J.シュトラウス2世: 「千夜一夜物語」全曲
  42. スッペ: 「ボッカチオ」全曲
  43. スッペ: 「快盗団」全曲
  44. スッペ: 「美しきガラテア」全曲
  45. ドスタル: 「クリヴィア」全曲
  46. ツィーラー: 「放浪者」全曲
  47. ドスタル: 「ハンガリーの結婚」全曲
  48. ファル: 「愉快な農夫」全曲
  49. ファル: 「いとしのアウグスティン」全曲
  50. ファル: 「女帝」全曲

第二にキャスト。それは一流ではないかもしれません。しかし、光っている人達も入っているのです。例えば、若き日のアンネリーゼ・ローテンベルガー (8 つのオペレッタに出演)、「こうもり」のリタ・シュトライヒなどなど。

値段を考えれば、お買い得。ですね。

収録曲情報

HMV のニュースには、収録曲情報が画像で提供されています。これは、クラシック音楽 CD のデータベースを自作で作っている人間にはとても不便な仕様です。おまけにこの画像が粗くて読みにくい。

というわけで、画像の内容をテキスト化してみました。コピー・タイプですので打ち間違いがあるかもしれません。誤りを見つけられたら、コメントを頂けると嬉しいです。

・アブラハム: 「ヴィクトリアと軽騎兵」全曲
ギッタ・リント
ヴィリー・シュナイダー
ヴィルヘルム・ピルグラム
ルート・ツィルガー
ペーター・ルネ・ケルナー
コメディーエン・カルテット (四重唱)
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ギルベルト: 「踊り子カーチャ」全曲
ウルズラ・ケンプ
ルネ・デルトゲン
フランツ・フェーリンガー
マックス・エッカルト
ウド・フィーツ
マリア・ムッケ
コメディーエン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ゲッツェ: 「アドリエンネ」全曲
ヘルタ・タルマー
マックス・マイリヒ
フランツ・フェーリンガー
ハンス・フォン・ポルソディ
ローレ・ローレンツ
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1956, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ヤルノ: 「フェルスター・クリステル」全曲
工ルタ・タルマー
カール・ブリュッケル
ペーター・ルネ・ケルナー
ペーター・アレクサンダー
アンドレアス・ヴォルフ
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1955, Nordwestdeutscher Rundfunk

・イェッセル: 「シュヴァルツヴァルトの娘」全曲
マリアンネ・シューバルト
ベンノ・クッシェ
グレートル・シェルク
ハンス・ローレンツ
ルート・メンヒ
ヒッタ・リント
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン少年合唱団
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ジョーンズ: 「ザ・ゲイシャ」全曲
ロスル・シュヴァイガー
ルイトガルト・イム
ハンス・ミューラー=ヴェステルンハーゲン
ヴェラ・デ・ルカ
ヴィリー・ホフマン
ウド・フィーツ
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1952, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・カールマン: 「チャールダーシュの女王」全曲
エリカ・ケート
イーダ・クロゥテンドルフ
フランツ・フェーリンガー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1957, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・カールマン: 「伯爵家令嬢マリツァ」全曲
サリ・バルバス
ルドルフ・ショック
オットー・シュトル
リーゼロッテ・シュミット
バイエルン放送合唱団
ルドルフ・ラミ少年合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1958, Bayerischer Rundfunk

・カールマン: 「サーカスの女王」全曲
サリ・バルバス
ローラ・ムーテル
グスタフ・クヌート
ヘルマン・ベディヒ
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1955, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・カールマン: 「モンマルトルのすみれ」全曲
エリカ・ケート
ハンス・ヘルマン・シャウフス
リヒャルト・ホルム
クラウス・ハーフェンシュタイン
ヴィリー・ホフマン
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1955, Bayerischer Rundfunk

・カールマン: 「ジプシーの大僧正」全曲
エーリッヒ・クンツ
ルドルフ・クリスト
リーゼロッテ・シュミット
バイエルン放送少年合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1957, Bayerischer Rundfunk

・ベナツキー: 「白馬亭にて」全曲
グレートル・シェルク
ヴィリー・ホフマン
ブルーノ・フリッツ
ギッタ・リント
フランツ・フェーリンガー
コメディーエン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ヴァルター・コロ: 「3人の婆さん」全曲
トゥルーデ・マインツ
イルゼ・ヒューベナー
エルナ・ハフナー
ブルーノ・フリッツ
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・キュネケ: 「どこかのいとこ」全曲
アニー・シュレム
リザ・オットー
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・キュネケ: 「リゼロット」全曲
アニー・シュレム
エルンスト・フリッツ・フュルビンガー
アルノ・アスマン
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1955, Bayerischer Rundfunk

・キュネケ: 「罪深き女」全曲
ルドルフ・ショック
マリアンネ・シュレーダー
クルト・グロスクルト
ケルン放送交響楽団
フランツ・マルサレク (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・レハール: 「メリー・ウィドウ」全曲
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ルドルフ・ショック
ヨーゼフ・オラー
エルフリーデ・トレッチェル
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1950, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・レハール: 「ルクセンブルク伯爵」全曲
ルドルフ・ショック
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ローレ・ホフマン
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・レハール: 「ほほえみの国」全曲
ルドルフ・ショック
アリア・ベリング
ハリー・ランゲヴィチ
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1955, Bayerischer Rundfunk, Munchen

・レハール: 「パガニーニ」全曲
ペーター・アンダース
アニー・シュレム
ギュンター・ルーダース
コメディーエン・カルテット (四重唱)
ケルン放送交響楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1952, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・レハール: 「ジプシーの恋」全曲
グスタフ・ナイトリンガー
ルドルフ・ショック
ヘレーネ・ヴェルト
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・リンケ: 「月姫さま」全曲
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ペータ・シュッテ
ハンネ・ヴィーダー
ゲルハルト・グレゴール (org)
ハンブルク北西ドイツ放送合唱団
ハンブルク放送管弦楽団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1954, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・ベナツキー: 「姉妹と私」全曲
ペーター・ルネ・ケルナー
ハインツ・エルハルト
コメディーエン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ミレッカー: 「乞食学生」全曲
エルゼ・テゲトホフ
ペーター・シュミッツ
ヘッセン放送交響楽団 & 合唱団
クル・シュレーダー
1952, Hessischer Rundfunk Frankfurt

・ミレッカー: 「デュヴァリー」全曲
アルトゥール・シュレーダー
マルティン・ヘルト
エディッ・シュナイダー
RIAS 室内合唱団
RIAS エンターテイメント・オーケストラ
フリート・ヴァルター (cond)
1954, RIAS Berlin

・ミレッカー: 「ガスパローネ」全曲
アニー・シュレム
ヴォルフガング・ルクシー
ベンノ・クッシェ
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1956, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・オッフェンバック: 「天国と地獄」全曲
ハインツ・ホッペ
アンネリーゼ・ローテンベルガー
レナーテ・ゲオルゲ
北ドイツ放送交響楽団 & 合唱団
パウル・ブルクハルト (cond)
1958, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・オッフェンバック: 「ファンタジア」全曲
ヘルマン・レンシャウ
カール・オットー
北ドイツ放送合唱団
ハンブルク放送管弦楽団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1957, Nordwestdeutscher Rundfunk

・オッフェンバック: 「追い出された亭主」全曲
ホルスト・ギュンター
フェリー・グルーパー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1957, Nordwestdeutscher Rundfunk

・オッフェンバック: 「魔法の横笛」全曲
クルト・マルシュナー
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
パウル・ブルクハルト (cond)
1958, Nordwestdeutscher Rundfunk

・レイモンド: 「青い仮面」全曲
ダグマー・アルトリヒター
アルバート・フロラート
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ハンブルク放送合唱団
北西ドイツ放送エンターテイメント・オーケストラ
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・シュトルツ: 「紺碧の夢」全曲
ベンノ・クッシェ
ペーター・アレクサンダー
ヴィリー・ホフマン
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1954, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・O.シュトラウス: 「ワルツの夢」全曲
クルト・グロスクルト
ケーテ・グラウス
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1954, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ベナツキー: 「魅力的なお嬢さん」全曲
グレートゥル・シェルク
ルート・ツィルガー
サンシャイン・カルテット (四重唱)
ケルン・ダンス & エンターテイメント・オーケストラ
フランツ・マルサレク (cond)
1952, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・O.シュトラウス: 「テレジーナ」全曲
ルネ・デルトゲン
ローレ・ローレンツ
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・O.シュトラウス: 「最後のワルツ」全曲
ルネ・デルトゲン
フリーダー・ミュンツァー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1958, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・J.シュトラウス2世: 「こうもり」全曲
ペーター・アンダース
ニー・シュレム
リタ・シュトライヒ
工ルムート・クレプス
RIAS 室内合唱団
RIAS 交響楽団
フェレンツ・フリッチャイ (cond)
1949 RIAS Berlin

・J.シュトラウス2世: 「ジプシー男爵」全曲
カール・シュミット=ヴァルター
ヴィリー・シュナイダー
ペーター・アンダース
マリアンネ・シュレーダー
セーナ・ユリナッチ
ケルン放送交響楽団
フランツ・マルサレク (cond)
1949, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・J.シュトラウス2世: 「ヴェネチアの夜」全曲
ルドルフ・ショック
リタ・シュトライヒ
フランツ・フェーリンガー
ヴィリー・シュナイダー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1953, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・J.シュトラウス2世: 「踊り子、ファニー・エルスラー」全曲
エルフィー・マイヤーホーファー
ビルギッテ・ミラ
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1956, Bayerischer Rundfunk

・J.シュトラウス2世: 「千夜一夜物語」全曲
フランツ・シャフハイトリン
ホルスト・ベック
インゲ・ブルッケルマイヤー
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1952, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・スッペ: 「ボッカチオ」全曲
エルヴィン・リントナー
ルドルフ・フェナー
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュヒター (cond)
1949, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・スッペ: 「快盗団」全曲
ハス・ホップ
クルト・ベーメ
エリカ・ケート
ヘルタ・テッパー
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ (cond)
1954, Bayerischer Rundfunk

・スッペ: 「美しきガラテア」全曲
レナーテ・ホルム
ラインホルト・バルテル
フェリー・グルーバー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1965, Westdeutscher Rundfunk

・ドスタル: 「クリヴィア」全曲
アンネリーゼ・ローテンベルガー
フリッツ・シュレーダー=ヤーン
ヴァルタ草望構必
ハンブルク北西ドイツ放送合唱団
ハンブルク放送管弦楽団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・ツィーラー: 「放浪者」全曲
アンネリーゼ・ローテンベルガー
ホルスト・ギュンター
オットー・アルブレヒト
ハンブルク放送管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・シュテファン (cond)
1951, Nordwestdeutscher Rundfunk Hamburg

・ドスタル: 「ハンガリーの結婚」全曲
ヘルタ・タルマー
フランツ・フェーリンガー
ヴィリー・ホフマン
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1955, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ファル: 「愉快な農夫」全曲
ベンノ・クッシェ
ヘルベルト・エルンスト・グロー
ヴィリー・ホフマン
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1950, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ファル: 「いとしのアウグスティン」全曲
オットー・ダウエ
ウルズラ・ケンプ
フランツ・フェーリンガー
ヴィリー・シュナイダー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1950, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

・ファル: 「女帝」全曲
アニー・シュレム
フランツ・フェーリンガー
ヴィリー・シュナイダー
マリアンネ・シュレーダー
ケルン放送管弦楽団 & 合唱団
フランツ・マルサレク (cond)
1950, Nordwestdeutscher Rundfunk Koln

最近のお昼ごはん

最近のお昼ごはんはパン食がメインになっています。近くに美味しいパン屋さんを見つけたからです。拙いものですが、お昼の皿をお見せします。

お昼ご飯

バゲットをオーブン・レンジで焼いて、ミニトマトを 2 つ、カイワレ大根のロースハム巻。普段はこれにオニオン・スープやみそ汁を付けますが、今回は作っていないので紹介をパス。

食事について

バゲットは相模原市のカリメーラというお店で買っています。「自家製天然酵母と国産小麦のパン」とうたっており、普通のパン屋さんのバゲットと比べてクセがあります。私はそのクセにハマってしまったクチです。オーブンで焼くとカリッとして美味しいです。

カリメーラのバゲットは一本 300 円。大体、11:40 頃に焼き上がります。普通は 2 本ですが、前もってお願いしておくと多めに作ってくれます。数が少ないので、油断していると他のお客さんに買われて泣きをみます。

トマトは中位いの大きさを好みます。普通のサイズのトマトは、一口で食べれません。カットするのも面倒ですし、プチトマトでは小さ過ぎてトマトを食べた気がしません。そこで中位いのサイズのトマトを買っています。

トマトとカイワレは洗って、トマトはヘリを取り、カイワレは適当な量に切り分けます。あとは冷蔵庫からハムを取り出してお皿に盛ってお終い。バゲットが焼き上がるのを待ちます。うちのオーブンでは、バゲットを焼き上げるのに約 4 分。この 4 分の間に、トマトとカイワレの用意が終わっている具合です。4 分クッキング。お手頃で良い感じです :)

2012-01-16

ブログのテンプレートを変更しました

Blogger は日々進化しています。そのうちの一つに「テンプレート」があります。今まで、古いテンプレートに手を加えて使っていましたが、それでは Blogger の新機能のいくつかが使えませんでした。

というわけで、今日、思いきって新しいテンプレートに変更してみました。パッと見、今まで使ってた機能で使えなくなったものはないようなので一安心です。機会を見つけて、本家ブログ clmemo@aka の方も新テンプレートに変更したいものです (でも、あっちはいろいろといじっているからなぁ...)。