2012-10-28

ヘルゲ・リエン・トリオの日本ライブ 11/3,4 に開催

ヘルゲ・リエン・トリオ (Helge Lien Trio) のライブが 11/3 と 11/4 に行なわれるそうです。ヘルゲ・リエン・トリオのアルバムを軽く紹介したブログ記事にコメントを頂いて知りました。

概要は以下の通り (詳細は上記ブログを参照して下さい):

  • 日時: 2012 年 11 月 3,4 日 19:30 開場、20:00 開演
  • 場所: 東京 新宿 Pit Inn
  • 前売 5,000 円、当日 6,000 円

ヘルゲ・リエン・トリオはノルウェーのピアノ・トリオ。ヘルゲ・リエンの弾くピアノの音は深くて、深い森の中へと引き込まれる魔力の様なものを感じます。ドラムはどこに音を飛ばしてくるのか分からない不意打ち系。音楽になるのか? と疑問を呈したくなる所を、ピアノとベースが上手く丸め込んで、気がつけばヘルゲ・リエン・トリオにしか作れない不思議な音楽の空間へと誘われます。

life@aka でもヘルゲ・リエン・トリオの CD は紹介したいと思っていたのですが、先にライブが来てしまったので、簡単な紹介ではありますがイベント告知のみ。

私はライブ、行けるかなぁ? 行きたいなぁ。う〜ん、予定が... 予定が...

トゥー・ザ・リトル・ラジオ SPIRAL CIRCLE アシンメトリクス Live Hello Troll Natsukashii

2012-10-06

個展「私語する兎頭たち」に行ってきました

昨日、横田沙夜さんの第二回個展「私語する兎頭たち」に行ってきました。初日ということで、オープニング・パーティーにも参加。とても楽しい時間を過ごすことができました。

概略

  • 開催期間: 2012 年 10 月 5 日〜 10 月 29 日
  • 開廊時間: 月火木金 / 13:00-20:00、土日祝 / 12:00-19:00
  • 休館日: 水曜日
  • 会場: パラボリカ・ビス
  • 入場料: 500 円

個展について

横田さんは、「禁忌の境界展」に出品したり、既に一回個展を開いたりしていますが、私のブログで一番目に入るのはコンピレーション CD 「Cue Fanfare!」のジャケット絵ではないかと思います。

Cue Fanfare!(Greenwich Trailer Vol.1)
オムニバス 163(g) dulce aereo Miyu Miyu 夜の夢 telescope たらりらん 矢野あいみ 恋のパイナップル 小春 halnote
Cue Fanfare!

この兎を頭に乗せて俯きがちな少女が、横田作品のメイン・ストリーム。今回はラフ・スケッチも公開 (千円で売ってます!)

私語する兎頭たち

真ん中のスケッチの左下にあるのは、もしかしたらこの絵のラフかな?

私語する兎頭たち

いいなぁ、と思う作品は初日にしてもう売れていました。赤いシールが売約済マーク。作品名は「月とナイフ」

私語する兎頭たち

剥製作家のヒキムスビとのコラボレーションによる、人形版・兎頭も! (非売品)。小さな兎の剥製が乗ってます。

私語する兎頭たち

オープニング・パーティー

17:30 過ぎに始まったオープニング・パーティーは、横田さんを交えてとても楽しい (?) ディープな話で盛り上がりました。

お酒の飲めない人にはスパークリング・アップル・ジュース! 炭酸入りのアップル・ジュースです。初めての味に、ちょっと腰が引けてしまいましたが ^^;。

私語する兎頭たち

Cue Fanfare! の津田さんとも会えたし、ヒキムスビさんとも話ができたし、いと楽しいオープニング・パーティーでした。

2012-10-01

映画 マルドゥック・スクランブル 排気 を観てきました (ネタバレあり)

10/1 は映画の日。マルドゥック・スクランブル映画版の第三部「排気」を観てきました。

前作「燃焼」はブラックジャックを始める直前で終わりました。本作は、ブラックジャックのシーンから始まります。作品全体はテンポが早め。脚本は良いんですが、もう少し「間」を入れた作りにしても良かったんじゃないかと思いました。あと、ブラックジャックも戦闘シーンもスッと原作と同じスピードで展開されるので、原作未読者には内容が追いきれないかもしれません。特にブラックジャックはカード捌きが早くって、カードが読み切れない。う〜ん、それは「燃焼」のポーカーでも同じだったんですけどね。ここはカジノらしさを重視するか、映画らしさを重視するかで前者をとったということでしょうか。後で BD で何度も見て確認してね! って感じも...

それはともかく、映画の内容です。

まずはフィリップ・マーロウ。登場おめでとう!! 前作のラストでは、マーロウの出番は無いんじゃないかと心配になりましたが、ちゃんと登場して下さいました。ダブルダウンとイーブン・マネーの伏線を張るためだけに登場した感はありますが、マーロウ、見れて良かったです。連続スプリットと「7 と 8 の魔法」は格好良く決まりました。でも、それまでの経過がアッサリしていたのが残念でした。バロットの「他のテーブルに移りたい」発言が聞きたかったなぁ。

続いてベル・ウィング。この人、原作から大好き。原作でも登場シーンは少ないんですけど、放つ台詞がとても印象的なのね。映画でも同様に台詞こそ少ないものの、ベル・ウィングの姿が見えるたびにニンヤリでした。

そして最強の敵アシュレイ・ハーヴェスト。カウンティング、トゥルー・カウンティングが登場するけれど、ほとんど説明がなかったのが残念。あと、「A (エース) の後に B は来ない。数が減ったり増えたりすることはあるがね」というイカサマやってます台詞でバロットを呆気に取るシーンがなかったのも口惜しい。ユーモアもアシュレイの魅力なのにね。

話は前後しますが、今まで軽く見られていたバロットが「そんなに殺しやすく見えますか」と問い返すシーンはシビレました。ここは映画版、もっとアシュレイの表情をクローズアップさせて欲しかったなぁ。アシュレイがバロットを敵と認識するシーンなんだから。あと、アシュレイの神技に対してバロットの台詞「分かります」「それを他の人が理解できないということが」がなかったのも... ああ、こう言っていると、もう原作の台詞全部入れて欲しかったと言いたくなっちゃうので止めましょう。

ラスト・エピソードはボイルドとの対決。原作をどう映像化するかと思いましたが、真っ向から映像化しました。いやー、スピード感がありすぎで弾の軌道が読めません。大画面で見る迫力と大音量。映画館の良さが出ていたシーンでした。

感想を書いていたら、もう一度観に行きたくなる。そんな映画です。う〜ん、これは私がマルドゥック・スクランブルが大好きだからでしょうかねぇ。

マルドゥック・スクランブル 圧縮【期間限定版】 [Blu-ray] マルドゥック・スクランブル 燃焼(Blu-ray Disc)

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