昨年のシューマン・イヤー。友達と一緒に行ったコンサートで、シューマンの交響曲第 4 番を聞いて以来、シューマンの交響曲が好きになりました (今までほとんど見向きもしなかったのにね!)。
結果、シューマンの交響曲の名盤と聞くと集めるよう努めています。その中で気になっているのが、スクロヴァチェフスキーのシューマン交響曲全集です。
Skrowaczewski のシューマン
スクロヴァチェフスキーのシューマンが素晴らしいと教えてくれたのは、「それでもクラシックは死なない!」という本です。
それでもクラシックは死なない!
松本 大輔
青弓社 2006-11
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その一部を引用します。
一音一音に、はちきれそうな情熱と、ほとばしるような愛情が注がれているのである。間違いなく快速の部類なのだが、少しも軽くない。ベートーヴェンでは青春真っ盛りじいさんの「若気のいたり」的な軽さがあったが、シューマンではそれがない。速さに味がある。だからこそ、突然のギア・チェンジでズシリと遅くなると心臓が想まりそうなくらいドキリとする。そしてズリズリと、のめり込んで聴いてしまうのである。そのんが少しもあざとくない (略)
『春』の冒頭でガツンとやられたら、あとは『4 番』の終楽章まで一気呵成。息つく暇などない。一体何度、魂の鼓動と音楽の源泉に触れる喜びに出会えたことか。
う〜ん。欲しい。
買い
スクロヴァチェフスキーのシューマンの交響曲は 3 種あります。一枚目は 1 番と 4 番のカップリング。二枚目は 2 番と 3 番のカップリング。3 つ目は上記 2 枚をセットにした全集。
アマゾンで検索すると、全集が 3,149 円、一枚ずつだと輸入盤が 1,893 円・国内盤が 2,100 円です。ただ、安めの輸入盤は取り寄せになる模様。
一方、HMV ではマルチバイ価格で輸入盤全集が 2,198 円。一枚ずつだと輸入盤が 1,537 円です。
当然 HMV の輸入盤全集が欲しいところでありますが、少し前までステータスが「現在入手困難」になっていました。ところが、昨日ウェブページを見たら「在庫あり」になっているではありませんか?! 早速、注文してみました。今は、商品が届くのを楽しみにしています :)
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