レンタルマギカの最新刊「魔法使いの妹、再び」を読みました。
レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)
三田 誠 pako
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-01-29
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主人公・いつきの妹・勇花が再登場。前回の登場時と同じく、中短編集となっております。
最近というか第二部に移ってからというもの、いつきが首領を務める魔術結社アストラルは大忙し。弱小魔術結社と侮られながら、魔術結社を束ねる「協会」とその対抗組織「螺旋なる蛇」の魔術決闘の間に立つという危険極まりない立場に立ち、今や全魔術結社の台風の目となりつつある今日この頃。そんな本編に挟まる感じで、普段のアストラルを描写した本書は、ストーリー的にも読者的にも中休みな一冊になりました。
勇花は、前回の登場時もそうでしたが、スルドイ突っ込みを辺り八方にまき散らして、場を和やかに (?) してくれますね。こんな妹、大好き。
過去編で僅からながらに語られた「オズワルドと隻蓮」の関係も中編として取り上げられていて、納得の一編。
そして、静かにパパが目を覚ます。ああ、これからどうなるんでしょ。
次作は本編に戻るはずですが、「魔法使いの妹、再び」で張られた伏線が何気に重要な気配。楽しみです。
蛇足
Amazon のレビューにあった 穂波貸し出されてる場合じゃない!
には大爆笑。
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