CD を借りた時、何故、自分はこの CD を借りたのか分からなくなることがあります。私にとって、Cornelius の Sensuous がそうでした。
この CD、何と表現すればいいんでしょう。演奏者は日本人ですが、ジャパニーズ・ポップスでないことは確かです。フュージョンみたいな音作りに、歌が入っている感じ? 聴く音楽はクラシックが大半なわたくし。この手の音楽は全くの不案内でございます。何故、この CD を借りたのかしらん。
で、Shazam の履歴を見てみたら、Sensuous の 2 曲目「Fit Song」がタグされていました。
きっと、レストランか試聴会か何かでこの曲がかかって、気になって調べてみたのでしょうね。それで、他の曲も聞いてみたくなったんだと思います。
Sensuous
改めてアルバムを聞いてみました。Fit Song には日本語が入ってませんでしたが、他の曲には日本語も入っていました。でも、この日本語が面白い。歌詞に意味がなくて、「言葉」のアクセントや響き自体が「音」になっているのです。とても前衛的な感じのする曲作りです。それでいて、何か落ち着くというのでしょうか。メロディー・ラインを探すんじゃなくて、聞こえてくる音を受け入れるとメロディーになってた、という印象です。
何か楽しめました。クラシック以外の音楽に、飛び込んで聞いてみるのも良いものですね。
Sensuous
Cornelius
曲名リスト
1. Sensuous
2. Fit Song
3. Breezin’
4. Toner
5. Wataridori
6. Gum
7. Scum
8. Omstart
9. Beep it
10. Like a Rolling Stone
11. Music
12. Sleep Warm
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