Twitter のどこかで評判を聞いて買ってしまったライトノベル「15x24」。後日、同じく Twitter で「15x24」を今、買ってはいけない、というブログへのリンクを見かけました。このエントリーの題名も、その記憶に由っています。
本を開くと、自殺するために出かける「徳永準」君の物語が始まります。その徳永君を中心に、彼の行為を止めようとする友人、知人が登場。その一人一人が、一人称で書かれていて、各々の視点から物語を見ることになるのです。これが二人、三人なら良いのですが、登場人物が多い! その数 15 人 (徳永君含む)。その 15 人の 24 時間を描いた作品が 15x24 なのです。
なんとなく予想できますね? はい。一巻で完結しないのです。
朝一に巡った「自殺予告」のメールをきっかけに、皆がそれを止めようと (?) バラバラに動いて、急に方向付けが出始めた時。物語が大きく動き出そうとした時に一巻が終わります。
後書きを読むと、脱稿に二年と書いてあります。もうあとは刊行するだけなのでしょう。その原稿用紙がちょっと 3000 枚を越えてしまっただけです。どうやら、毎月刊行で発売される見通しの模様ですが、それでも 6〜8 巻位いまで行ってしまうのでしょう。
結論。
面白いというか、先が知りたくて知りたくてたまらないので、次の巻が出るまでのフラストレーションが耐え難いです。これはあれですね。西尾維新のネコソギラジカルが上・中・下になって、新刊が待ち遠しくてたまらなかった時以来のツラさですね。買うのであれば、全巻刊行されてからが良ろしいかと存じます。
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