2007-02-23

ヴェルディのレクイエム (Victor De Sabata)

2006 年 12 月 26 日に注文したヴェルディのレクイエムがようやく届きました (バッハは、まだ届きません ;_;)。今回届いたヴェルレク (ヴェルディのレクイエム) は、デ・サーバタ指揮スカラ座管。1954 年のセッション録音です (デ・サーバタについては前エントリーをご覧下さい)。

デ・サーバタのヴェルレクは実はもう一種類、1951 年のライヴ録音があります。旧録音 (1951 年録音) は持っているので、新録音 (1954 年録音) と聴き比べです :)

これは素人の感想なのですが、弦は旧録音の方がいいように思います。キビキビとしているというか、迫力・推進力が、旧盤の方が僅かに上に感じました。特に「怒りの日」の演奏がいいです。といっても、ほんの少しの差でしかないのですけどね。

さて、新録音のいい所。これは歌手陣。特にソプラノのシュヴァルツコップがいいです。絶唱! 特に、「リベラ・メ」のソプラノ・ソロが素晴らしいです。音楽が、シュヴァルツコップの声でグッと引き締まります。レクイエムにおいて、ソロの歌手がこれほど影響力を持つと思いませんでした。彼女の声一つで、管弦楽が少し弱いのも全然気にならなくなります。

私は、ヴェルレクをデ・サーバタの他にトスカニーニを 2 枚、コルボを 1 枚、ゼナーナ 1 枚、計 6 枚持っているのですが、このデ・サーバタの新録音が一番好きになりました。理由は、もちろんシュヴァルツコップのソプラノです。

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