Whenever You're Ready 〜 time* sex* love* (Mary Chapin Carpenter)

先日、オーディオ・スクエア相模原店で開かれた SOULNOTE の試聴会に参加したところ、プラネットキングダムのチーフ録音エンジニアである中村辰也氏がゲストとして現れました。中村さんは、山下達郎さんや竹内まりやさんの録音に携わっている方です。

その中村さんが、尊敬する録音エンジニアとして George Massenburg の名前を挙げ、Massenburg 氏が録音に携わった曲を試聴会で流してくれました。それがこの曲、Mary Chapin Carpenter の歌う Whenever You're Ready です。

Time Sex Love
Mary-Chapin Carpenter

曲名リスト
1. Whenever You're Ready
2. Simple Life
3. Swept Away
4. Slave to the Beauty
5. Maybe World
6. What Was It Like
7. King of Love
8. This Is Me Leaving You
9. Someone Else's Prayer
10. Dreaming Road
11. Alone But Not Lonely
12. Long Way Home
13. In the Name of Love
14. Late for Your Life

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ジャンルでいうとフォーク、もしくはカントリー音楽になるのでしょうか。曲がかかると、フワッとアーティスト達が浮かび上がる感じで、なるほどこれが録音エンジニアの腕なのかと感心しました。肝心の曲の方ですが、アコースティック・バンドをバックに Mary Chapin Carpenter が歌う形式。Carpenter の歌は美声というより、カントリーに地に足をつけた力強いもの。タイプとしては、ジョン・バエズに近い感じです。

何と言ってもバックと力強いボーカルの混ざり具合いが秀一。クラシック音楽のように神経を集中して聞くというより、バックでかかっているのが自然な曲作りをしています。曲を聞くというよりも、曲がかかっていると楽しい。そんな曲作りでした。もちろん、耳を傾けて集中して聞いてみると楽しみは更に倍増です。これは、Whenever You're Ready を収録しているアルバム「time* sex* love*」に共通しているように思います。

このディスク。なんと今だと Amazon で 690 円。輸入盤キャンペーン対象商品なので、2 枚以上買うと 10% オフです。しかも、「time* sex* love*」だけではありません。私が確認しただけでも、他に 4 枚のオリジナル・アルバムが 690 円で売られていました。

何故? 理由は分かりませんが、彼女の曲が気に入ってしまったので安い盤は全部買ってしまいました。良い買い物をしたとホクホクです。