20 世紀を代表するピアニスト、リヒテルを少し調べていました。調べると言えば、まず Wikipedia です。そこで面白い記述を見つけました。
没後に残されたプライベート・レコーディングの中には超絶技巧を要することで知られるショパンの作品10の4の練習曲のビデオがあるが、全曲を1分32秒で演奏しており、恐らくはこの作品の最高速演奏と言われている。しかもその演奏は単にエキセントリックなムードに終始するものではないのである。
あのショパンの練習曲 (エチュード) の中でも、難易度最高にランクされる Op.10-4 を最速で演奏する? けれどそれはプライベート・レコーディング?! つまり、正規の CD はリリースされていない? とっても気になります。
で、YouTube で検索したらあっさり見つかりました。
いやぁ、すごいですねぇ。一気に弾ききっています。よ〜く聞くと分かりますが、遅くなるところは徴妙にテンポを落として弾いています (0:17、1:16 あたりです)。藝が細かいですねぇ。音の強弱もついていて、単なる早弾きに終始していません。流石、20 世去を代表するヴィルトゥオーゾです。
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