2007-10-30

2007 年 43 週目に借りた本

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GNU Autoconf/Automake/Libtool (Gary V. Vaughan, Tom Tromey, Ben Elliston, Ian Lance Taylor)

autoconf は configure を作るためのツールです。Unix でプログラムをソースからコンパイルしている人にはお馴染みですね。automake は、その autoconf 用 Makefile を書くための支援ツール。Libtool は、プログラムじゃなくて、ライブラリーを作るツールです。これらのツールを纏めて、autotools と呼んだりもします。

手元にある Makefile が、大きい上にゴチャゴチャしていたので、整理も兼ねて Autotools 化を図りました。そこで参考書代わりに借りたのが本書です。

Autotools は、本書発売後にも大きく進化しているので、マクロの説明などに古さを感じます。また、一章ごとにストーリーというかシナリオがあって、通して読まないと説明がよく分かりません。リファレンス的な使い方は、いま一つ向いていないですね。でも、Autotools の解説本は少ないので、助かりました。

元気があれば、英語 online 版に挑戦してもいいかもしれません。

ちなみに、もし Autotools に興味をお持ちなら、Software Design 2001 Feb 号の特集「UNIX プログラミングツールをマスターせよ」が入門用にとてもよくまとまっています。図書館などで是非、探してみて下さい。根なみに、作者のページはこちらです。雑誌掲載版の方が簡潔な印象を持ちますが、雑誌が手に入らない場合はウェブ版もよいでしょう。

GNU Autoconf/Automake/Libtool

2007-10-27

台風の中、プールへ

二週間ぶりにプールへ行って来ました。雨の中、風の中、台風の中、40 分位いかけて「歩いて」行って来ました。もうね。泳ぎたくてしょうがなかったんです。

少し時間を遡って。。。

一週間前の日曜日。ソフトウェア開発技術者試験でした。帰宅したら、バタン・キューで寝ちゃいました。

当然、前日の土曜日は試験勉強です。

月曜日。帰宅したら、すぐにプールに向かいました。100 メートルも走らないうちに気が付きました。「月曜日は休館日!」泳ぎたい感情だけ走らせて、部屋に戻りました。

火曜日。残業。

水曜日。晩御飯が私を呼んだので...

木曜日も同じく。

金曜日。Mac OS X 10.5 Leopard がね。家にやって来たわけですよ。インストールせずには、いられないのです。ハマらないわけに行かないわけです。

するとね。あっという間に一週間が過ぎてしまったわけですよ。もう、土曜日に行くしかないわけです。雨が降ってても。風が吹いてても。台風が来ていても! どうせ、プールに入れば濡れるんだから!!

甘かった。。。

傘が... 強風でバキッと。一発で...

裏返るとか、骨が折れる、とかいうんじゃなくて。箒 (ほうき) みたいに、なっちゃって。

そんな傘を持ってプールの中に入ったら、みんなの視線が。。。痛い。明らかに会話が、私の登場でぶった切られちゃってる。こりゃ、ひどい。って目で見られて。憐憫の情がかけられるのを感じる。傘も傘だし、格好もズブぬれだし。そうですよね。一目見て、何があったか分かりますよね。

まぁ、気にせず 1km ほど泳いで帰りました。

帰り? コンビニで傘を買いましたよ。

2007-10-25

きんにくつぅ〜

昨日、簡単な体力測定を受けて来ました。検査項目は以下の五つです。

  • 握力
  • 巾跳び
  • 上体起こし
  • 閉眼屈伸
  • 柔軟

一番最初に受けたのは握力測定です。手におもいっきし力を込めたら、肩が痛くなりました。一つ項目をこなすたびに、息が荒くなって、足どりがおぼつかなくなっていきます。たった五つの検査項目ですが、終えたら息もたえだえになっていました。

一体、どれだけ運動不足なんだか。

そして、今朝。起きてみたら、背中がおもいっきし筋肉痛です。

一体、どれだけ体力不足なんだか。

しかし、検査項目に背面反らし (背筋) はないんですけどねぇ。何の検査で背筋を使ったのかしらん。

2007-10-24

初バリウム

今日、初めてバリウムを飲みました。胃検診です。

世間で「不味い」と評判のバリウムがお目あてです。あの白い液体が目の前に出た時は、ちょっと緊張もしました。

でも、飲んでみると、不味いなんてことは全くないですねぇ。むしろ甘い? お子様向け。最近のバリウムは、味付けがされているのでしょうか。バリウムよりも、その前に飲む薬剤の方が苦かったです。細粒タイプで、口に入れるとシュワシュワするやつ。ラムネを固形にしたようなアレです。

さて、今回のバリウムで一番悩まされたのは、検診後に渡された下剤です。体内のバリウムを、外に出すためのお薬ですね。胃検診の説明には、下剤を飲んでから早くて 3 時間、遅くて 10 時間以内に便通があると書いてありましたが、私の場合 1 時間で来ました。そして、その後は 30 分位いの周期で、トイレとの往復です ^^; 半端ない。

下剤は 4 錠渡されて、「まず最初に二錠。夕方になっても便意がなければもう一錠。それでもダメなら、最後の一錠を使って下さい」とのことだったのですが、最初から一錠飲むだけで十分だったように思います。バリウムを甘く見たのが、運のツキですかね :p

2007-10-23

Evangelion 劇場版のサントラ

エヴァの劇場版を 9/2 に観て、サントラが欲しくなり、Amazon を探してみるも見つからず。「エヴァ サントラ」で検索しても、宇多田ヒカルの「Beautiful World」しかヒットせず。パンフを読んでもサントラらしい情報を見つけられず。劇場版エヴァのサントラは出ていないのかな? と諦めておりました。

で、今日、部屋の片付けをしていたら、エヴァのチラシを発見。映画館でもらったものか。それとも、先日の Musig Mug と一緒に送られて来たのか。それはともかく。エヴァ・サントラの情報が載っているではないですか!

CD のタイトルは「Music from "EVANGELION: 1.0 YOU ARE (NOT) ALONE」。発売元はキングレコード。お値段 3,000 円。

発売日は、9/26 だったようです。どうりで、9/2 に探した時は見つからなかったわけです。

というか、パンフレットを見直してみたら、ちゃんと 9/26 サントラ発売って書いてありました。映画公開より、サントラ発売が遅いのはどうなの? って思いますけど。

そんなわけで、いま、このサントラが欲しくてたまりません。いつ買おうか。というか、どこで買おうか。現在、思案中です。

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION:1.0 YOU ARE(NOT)ALONE”

ref

2007-10-22

2007 年 42 週目に借りた本

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エムxゼロ [3],[4],[5] (叶恭弘)

現在、週刊ジャンプで連載中の「エムxゼロ」。その三巻から最新の五巻まで。

「エムxゼロ」は主人公が、努力系のスポーツマンでもなく、かといって思い上がるタイプでもない、一寸変わったタイプ。そんな作者のバランス感覚が好きです。

エム×ゼロ 3 (3) (ジャンプコミックス)
エム×ゼロ 3 (3) (ジャンプコミックス)
エム×ゼロ 4 (4) (ジャンプコミックス) エム×ゼロ 5 (5) (ジャンプコミックス)

Snow in the Dark -- 叶 恭弘短編集 III (叶恭弘)

エムxゼロの叶恭弘、三冊目の短編集。

収録作品名は以下の通り。

  • MP0 (エムピーゼロ)
  • しーもんきー (She Monkey)
  • Snow in the Dark
  • 桐野佐亜子と仲間たち (原作: 二戸原大輔)

「エムxゼロ」のプロトタイプにあたる「MP0 (エムピーゼロ)」が目玉かな。ストーリーは、エムxゼロの第一話とほぼ同じです。強いていえば、登場キャラが少し違うのと、連載向けでない設定が少しある位いでしょうか。「エムxゼロ」ファンなら、ぜひ。

「Snow in the Dark」は叶版白雪姫。白雪姫の母親が悪い魔女で、娘に転生しようとしているのだけど、義母の (良い?) 魔女は白雪姫可愛さに白雪姫を殺せない、って設定はヒネリが利いててよかった。でも、物語全体が暗め。ちょっと苦手。

Snow in the Dark―叶恭弘短編集3 (ジャンプコミックス)
Snow in the Dark―叶恭弘短編集3 (ジャンプコミックス)

HNK にようこそ [8] (滝本竜彦 / 大岩ケンヂ)

一巻が出た時には、これは面白いマンガだと思いました。二巻目に入ると面白味がなくなって、三巻目で続きを読まなくなりました。

転機は、今年の半ば。ネットカフェでふと手に取った「少年エース」に、最終話の一つ前の回が載っていました。次号を楽しみにしていたのですが、何故か次の号を読むことが叶わず。もどかしくも、最終巻を買ってまで読もうと思うほど思い入れがあるわけでない。そんな宙ぶらりんな状態に、「貸してあげるよ」との救いの声。それで 8 巻目だけを借りたわけです。

内容の方は、心の弱さを描く様は一流ながらも、独特のストーリー展開について行けない。主人公達の心の動きが追えない。読めない。分からない。最終話はこんな唐突に終わっちゃうの?

個人的には、不完全燃焼な作品です。

NHKにようこそ! 8 (8) (角川コミックス・エース 98-12)

2007-10-11

Beautiful World (宇多田ヒカル)

エヴァのミュージック・マグ (マグカップ型の簡易スピーカー) が届きました。

逆のぼること、12 時間。商品発送のメールを読んだ時、スピーカーが届いたら何の曲を聴こうかな? なんて考えました。それで、やっぱりエヴァの曲だよな... と。それなら、エヴァ劇場版のエンディング・テーマ「Beautiful World」だよなぁ。でも、持ってないし。Amazon で注文すれば、今夜中には届くなぁ。

それでポチッとなっ、と。

気がついたら、注文ボタンを押しておりました。エヴァの魔力ってすごい。

まぁ、つい一週間程前にカラオケで「Beautiful World」を歌ってみたら、歌詩もメロディーもうろ覚えで、散々な出来にリベンジを誓ったというのも、衝動買いの原因にあったりします。難かしい曲ですけど、何度も聴き込んで、頑張ろうかなっと。

それにしても、日本人アーティストの CD を買うのはひさしぶりです。普段は洋楽やクラシック音楽ばかり買ってるから。そうですね。どれ位いひさしぶりかというと。え〜と。あれ? シングルの CD 買うのも、日本人アーティストの CD 買うのも、これで二枚目じゃないかしらん。ひさしぶりなんてレベルじゃないなぁ。

Beautiful World / Kiss & Cry

2007-10-09

2007 年 40 週目に借りた本

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ライトついてますか -- 問題発見の人間学 (ドナルド・C・ゴース / G. M. ワインバーグ)

古典的名著。なんですが、途中まで読んだ所で貸し出し期限が来てしまいました。

機会を見つけて、再度チャレンジします。

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

2007-10-02

2007 年 39 週目に借りた本

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かんたん UML [IT マネージャとソフトウェア設計エンジニアのための / オブジェクト指向モデリング言語がわかる本] (オージス総研 / 千藤雅弘)

フローチャートなんて黴が生えてそうな古いものが嫌いで、勉強するなら最新の技術を学びたいと思っていました。そこで何度か耳にしたのが UML です。いわゆるモデリング言語というやつですね。本来はオブジェクト指向のためのモデリング言語ですが、工夫しだいで C 言語でも使えます。

実は、この本の導入も「会社のビジネス・フロー」をモデル化する言語として UML が登場しています (物語形式)。UML を学ぶ上で、この導入方法はいかがなものかと思いますが、「モデリング言語」はプログラミング言語の中だけで閉じる必要はないことを教えてくれます。そういう意味では、目から鱗な「物語」でした。

UML の説明は簡単なので、実務に使うには不足に感じますが、UML の全体像を促えるには十分です。

あと、本書の内容は少し古いように思いました。ネットで見てみると、2003 年に増補版が出ているようですね。これから買う方は、増補版の方がよいかもしれません。

かんたんUML[増補改訂版]

2007-10-01

エヴァ 新劇場版: 序 <三回目>

今日は、映画の日です。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 序」の三回目の観賞に行って来ました。外は寒かったけど、ヤシマ作戦は (相変わらず) 熱かったです。

前回の観賞後、もう一度は見に行こうと心に決めてて... でも、映画館が遠いので適当な時間の捻出に苦労して... なのに観たいものだから昨日なんかは半ば禁断症状みたいになって... あと一日待てば映画の日で安く見られるんだからと自分を説得して... 今日は朝から凄く眠くて「こんな調子で、夜に映画なんか観られるのかしらん」と思いつつ、強行軍 (?) で観て来ました。ちょっと体力的に厳しかったなぁ。でも、観に行ったことに後悔はないです。

そろそろ、公開されて一か月。四度目はさすがにないかな。エヴァ仕様のスピーカーなんか注文してるので、届いたらそのレビューでもしますかね ;)

レンタルマギカ 妖都の魔法使い (三田 誠)

正式な発売日は 10/1 みたいですね。まいじゃー推進委員会! さんの新刊情報を読んで、発売を知りました。まいじゃーさんに感謝。

アマゾンのお急ぎ便で注文したら、昨日の夜に到着しました。もちろん、朝までかけて読みましたよ。

今回は主人公達の活躍 (?) は少なめ。一巻目から登場していたあの魔法使いが、まさかの大活躍。なんかやられた気分です。しかし、彼の魔法がどういったものなのかはよく分かりませんでした。

物語的にはジョーカー的に強さが判明したところで、さて、彼のキャラクターをどうやって物語に活かすんでしょうかね。万能な力の持ち主って、ピンチを作りにくいから、盛り上がりに欠けてしまいます。すると、これから彼の出番は少なくなっちゃうのかしらん。いや、それよりも主人公達に、もっと動いてもらいたいというのもあるんですけど ;)

レンタルマギカ妖都の魔法使い (角川スニーカー文庫 177-11)