2007-09-02

ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 序

観て来ました。エヴァ新劇場版。熱かった。とても熱かった。本当に映画らしい映画を楽しみました。

少し時間を巻き戻して書きましょう。

公開初日は映画の日。ということで、エヴァ好きの友人を誘ったら、その日はデートだから 9/2 にして欲しいと返されました。それで仕切り直して、日曜日に馴染みの映画館に行ってみたら、エヴァをやっていないじゃありませんか。コンビニに入ってヨコハマ・ウォーカーを開き、劇場館数が極端に少ないことを知りました。近場では、歌舞伎町と渋谷くらいしかやっていません。どこでもやってると思い込んでた私達は、大ショックです。

電車に乗り込んで、新宿に向かいます。15 時半頃に映画館前に着いて、17 時の回のチケットを購入。ここが全席指定な映画館ではないのですね。席を取るためには、並ばないといけません。開場を列に並んで待ちます。こんなことをするのは久しぶりです。待ってる間に、エヴァ・トーク。例えばこんな感じです。

「エヴァ携帯」「本体と液晶部分が分離して、ケーブルで繋がれてるの」「ケーブルが切れると、内臓電源に切り替わって、5:00 からカウント・ダウンが始まる」「内臓電源が切れたら、沈黙」「でも、時々、再起動」「まさか! 暴走!!」「で、何故か強くなってる」「でも赤い奴 (2 号機版) は、暴走しない」

ええ、おバカです。

話が免れました。新劇場版の話に戻ります。

お話は、TV 版一話から六話までの再構成です。大筋に違いはありません。TV 版未見の方でも楽しめます。

しかし、クオリティーが高い。TV 版公開当初は、「映画のようなクオリティー」「まるで OVA のようだ」ということが言われていましたが、更に質が高くなっています。映像がきれい。見せ方がストイック。音響がテレビとは比べものにならない。

TV 版をリアルタイムに楽しんだ者としては、台詞の一つ一つに感概深いものがあります。碇シンジが十年振りに呟いて始まる劇場版。十年前と同じように、メガネをクイッと押し上げ「そのためのネルフです」と言う碇ゲンドウ。畳みかけるような言葉のやり取り。媚びのない専門用語の羅列。何もかもが懐しく、新しい。懐かしさに嘆息して... 新しさにシビれて。心の中で、何度、歓声を上げたことか。いや、実際、私は「オオッ」と声を上げていたらしいです。本人に自覚はないのですが、隣に座っていた友人が「確認」したそうです。「いきなり『オオッ』なって言うから、びっくりしたよ」とは彼の弁。無意識で声を出してたなんて、私の方こそびっくりです ^^; どこで声を出したのかは分からないんですけど、おそらくラミエルの攻撃シーンでしょうね。あのシーンには、舌を巻きました。

物語のクライマックスは「ヤシマ作戦」なわけですが、ひたすら熱い。テンポがいいし、「序」最大の敵としての見せ方も出来ているし、二台のエヴァの初合同作戦だし。そこで 0 号機が盾に入る、って分かっていても手に汗握ってしまうんですよね。ああ、書いてるだけで鳥肌が...

エンド・ロールは宇多田ヒカルの Beautiful World でしんみりと。いい曲ですね。友達は帰りに、CD を買っていました。で、エンドロールが終わると、「次回予告!」。ホンットにエヴァですねー。

さぁ、二回目の観賞は何時にしましょうか :p

Beautiful World / Kiss & Cry
Beautiful World / Kiss & ry

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