2007-10-02

2007 年 39 週目に借りた本

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かんたん UML [IT マネージャとソフトウェア設計エンジニアのための / オブジェクト指向モデリング言語がわかる本] (オージス総研 / 千藤雅弘)

フローチャートなんて黴が生えてそうな古いものが嫌いで、勉強するなら最新の技術を学びたいと思っていました。そこで何度か耳にしたのが UML です。いわゆるモデリング言語というやつですね。本来はオブジェクト指向のためのモデリング言語ですが、工夫しだいで C 言語でも使えます。

実は、この本の導入も「会社のビジネス・フロー」をモデル化する言語として UML が登場しています (物語形式)。UML を学ぶ上で、この導入方法はいかがなものかと思いますが、「モデリング言語」はプログラミング言語の中だけで閉じる必要はないことを教えてくれます。そういう意味では、目から鱗な「物語」でした。

UML の説明は簡単なので、実務に使うには不足に感じますが、UML の全体像を促えるには十分です。

あと、本書の内容は少し古いように思いました。ネットで見てみると、2003 年に増補版が出ているようですね。これから買う方は、増補版の方がよいかもしれません。

かんたんUML[増補改訂版]

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