ルパン三世の「GREEN vs RED」を昨日見ました。
この作品、TV で放映された記憶がありません。Wikipedia によると、OVA 作品だそうです。
『ルパン三世 GREEN vs RED』は、漫画家モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』のOVA第三弾。ルパン三世生誕40周年記念作品として2008年4月2日に発売された。発売に先駆け、全国6か所の「TOHOシネマズ」において、3月に一回限りの上映会も行われた。
さて、ネタバレありの感想を。
物語に登場するのは沢山のルパン。偽物のルパン。本物はドレ?
緑のジャケットを着たルパンが、一人だけスマート。彼が本物なのかしらん? そう思ってたら、隣に座ってた次元が本物のルパンでした。赤ジャケット・ルパン! 出会った二人のルパンは、本物の座をかけて戦います。ここら辺から、ストーリーが思索的に...
「男は男として生まれてくるのではない。男になるのだ。ルパンもまたしかり」とか、最後の対決前に次元が赤ジャケ・ルパンに「本当のこと言わなくていいのか?」とか、思わせぶりな台詞が出てきます。要は「偽物か本物か関係ない。面白ければ、それがルパンだ」ってことらしい。まあ、40 周年を記念する作品としては、「今までの色んなルパン」を全て肯定する感じで、良く出来ています。
一方で、次元・五右衛門・不二子らの見せ場はほとんどありませんでした。ターゲットの「アイス・キューブ」の扱いも、ひどかったです。TV スペシャルや映画版では、ありえない構成ですね。「40 周年記念」だからこそ、「ルパン三世」ただ一人にフォーカスを合わせる作品に仕上げられたように思います。
コアなルパン三世ファンでないと、楽しめないかもしれませんねー。
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