ベートーヴェンの交響曲第 5 番「運命」を、エーリヒ・クライバー指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で聴きました。
エーリヒ・クライバー (Erich Kleiber, 1890-1956) といえば、数年前に亡くなった大指揮者カルロス・クライバーのお父さんです。名指揮者であることは聞いてはいましたが、CD を買うには到っていませんでした。
昨日の夜、「運命」が戸を叩きました。ダダダ・ダーン。
失敬。友達が戸を叩きました。エーリヒ・クライバーの LP が良い! と。是非、聞きに来い、と。
いやぁ、エーリヒの演奏はすごいですね。スピード感があるのに、カラヤンのように流さない。情熱がほとばしっています。第三楽章が、思わずワルツのようになるのはご愛嬌。第四楽章は、息子カルロスほどに早くないですね。むしろ昔ながらのテンポで、でも力強く終わります。弦はウィーン・フィルの方がきれいなのですが、アムステルダム・コンセルトヘボウは管がイイ。とてもいい演奏を聞かせてもらいました。
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