レスピーギ:ピアノ曲「リュートのための古い舞曲とアリア」/「ピアノのための6つの小品」/他
シチェルバコフ
曲名リスト
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レスピーギっていうと、ローマ三部作が有名な作曲家さん。ローマ三部作は華やかですよね。シューベルトというより、ドビュッシーよりな作曲家というイメージを持っていました。
ところが、どうして、ピアノ曲には古典的な落ち付いた作品も書いているのですね。Naxos のピアノ曲集に収録されている「リュートのための古い舞曲とアリア」がそれ。シューベルトを更に通り過して、バロックな香りのする組曲です。
そして、yurikamome さんに教えてもらったのが「6 つの小品」。
ピアノで描かれた淡い水彩画、描かれるのはアルプスの向こう側、イタリアのあたたかい日差しで惰眠をむさぼりながら見るのどかな夢の風景かもしれない。
こんな休日に遠い目で青い空を眺めながら心からリラックスできる音楽だと思うのです。
ドビュッシーのような色彩感とサティのようなものうたげさが入り混じった作品。疲れた時に心地いい。
レスピーギ。なかなかあなどれません。
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