先日買ったジャネット・ジャクソンのベスト・アルバムを聴いていたら、またまた聴き覚えのあるフレーズが耳に入ってきました。What Have You Done for Me Lately (恋するティーンエイジャー) という曲です。
この曲が映画「天使にラブ・ソングを」でかかっていたことまでは分かるのですが、さて、どのシーンで流れていたのか思い出せません。そこでサントラを引っ張り出して、聴いてみることにしました。
天使にラブ・ソングを
ここで簡単に「天使にラブ・ソングを」の紹介を。「天使に〜」は、1992 年にアメリカで製作されたコメディー映画で、原題を「Sister Act」といいます。Wikipedia の解説を引用しましょう。
殺人事件の現場を目撃してしまった売れないクラブ歌手が、匿われた修道院で巻き起こす騒動を描いたミュージカル・コメディー。アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットとなり、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動の物にした。
ビング・クロスビーの「我が道を往く (Going My Way)」を現在ものにアレンジした感じといえば、オールド・ファンの皆さんはハハァと思われるでしょう。賛美歌のロック・アレンジや、モータウンの曲が作中で歌われます。
「天使にラブ・ソングを」は翌 93 年に、続編「天使にラブ・ソングを 2 (Sister Act 2: Back in the Habit)」も製作されています。こちらは、前作の背景を踏まえつつ、舞台を修道院から高校に移しています。
Joyful, Joyful
閑話休題。
二枚のサントラを流して、ようやく「What Have You Done for Me Lately」がかかっている曲が分かりました。「天使にラブ・ソングを 2」のハイライト、高校生達の合唱団 (聖歌隊) が音楽コンクールで歌う「Joyful, Joyful」です。2:45 あたりから、サビの部分が歌われます。というか、ちゃんとライナー・ノートに書いてありました。
ゴスペル曲の「ジョイフル・ジョイフル」に加え、ラップ・グループ: ノーティ・バイ・ネイチャーの「O. P. P.」(歌詞の
O. P. P. Year you know meをG. O. D. Year you know meに変えている) やジャネット・ジャクソンの「What Have You Done for Me Lately」を上手くつないで、独創的な曲に仕上げている
「天使にラブ・ソングを 2」サントラのライナー・ノート より引用
ちなみにゴスペル曲「ジョイフル・ジョイフル」は、ベートーヴェンの交響曲第 9 番「合唱」の第 4 楽章の詩を英語に直したものを指すのだと思います。
原曲を知ってから、サントラの「Joyful, Joyful」を聴き直すと、曲も詩も上手く繋げているものだと感心してしまいます。
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