2007-01-30

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集 (Grumiaux & Haskill)

鎌倉スイス日記さんが、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第 2 番を取り上げておられます。少し長いですが、引用します。

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番を聞く。(中略) ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと言えば一番好きなのがこれ (中略)

この曲について書かれたものは見たことがない。というか、この曲が好きだという人も私は知らない。でも冒頭から何とも洒落ていて、ピアノ・ソナタの第2番イ長調(偶然とは思うが同じ調性!)の終楽章のうっとりするような洒落っ気とともに、気難しいばかりのベートーヴェンと構えて聞くと完全に肩すかしを食うことになる。

で、この曲の最高の演奏と言えばもうアルチュール・グリュミオーとクララ・ハスキルの古いモノラル録音である。絶妙なテンポ!軽くスウィングするテーマをこんなに上品に、それでいて生き生きとした表現で演奏した例は他にあるだろうか? (続く...)

鎌倉スイス日記 : ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番 より引用

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと云えば、5 番の「スプリング」と 9 番の「クロイツェル」が有名です。しかし、それ以外の曲はあまり聴きません。というか、実は、私は 3・5・9 番しか持っていません。他の曲は手に入れる気もあまり起こらなかったというか... ^^;

でも、こんな風に紹介されたら気になりますよね。2 番聴いてみたい。

鎌倉スイス日記さんがお気に入りというグリュミオーは、美音で有名なヴァイオリニストで、私も何枚か CD を持っています。この人が弾くんだったら、ベートーヴェンもさぞ美しいでしょう。ただ、2 番を聴くには、全集を買うしか手はなさそうです。出費が大きいですね。

そんなことを考えていたのですが、フト。あれ、ちょっと待てよ、と。そういえば、HMV で Brilliant のベートーヴェン、ヴァイオリン・ソナタ全集があったけど、あれはグリュミオーの演奏ではなかったかしらん。

で、調べてみたら、ビンゴでした。

3 枚組。マルチバイ・キャンペーン価格で 1,292 円 (本来は 1,722 円)。この値段なら、手が出てしまいます。2/20 日発売予定。う〜ん、どうしよう。買っちゃおうかなぁ。

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