昨日のエントリーの続きです。図書館で貸りた「ほぼ日手帳の秘密」の感想・メモです。
「ほぼ日手帳」はネットで名の知られた手帳ですね。私も、友達に見せてもらったこともあるのですが、何分他人の手帳なのでじっくり見ることも出来ず、どれほどの手帳かと気になっていました。
本は三部構成で、「ほぼ日手帳」の糸井重里氏へのインタビュー、ユーザー 43 人の使用例、「ほぼ日手帳」の制作ドキュメントから成っています。この一冊を読めば、「ほぼ日手帳」がどんな手帳なのか、魅力とともに知ることが出来ますね。ただ、私は、一週間の予定を見開きで見たい人間なので、「ほぼ日手帳」に改宗されることはなさそうです ^^;
以下、気を引いた文章の引用です。
人と道具の関わり方について考えるとき、「子どもにとっての自転車」というのは理想のひとつだと思うんです。見る景色の新しさとか、爽快感とか、「オレは速い!」って思う感じとか、感覚の部分まで含めて、道具が、人力の枠を広げるっていうのかな。
ほぼ日手帳の秘密 p.22 より引用
「いい考え」も忘れちゃいますよ。それはもう見事に。あと、もっと多いのは、「いい考えのモト」を忘れちゃうことなんです。
ほぼ日手帳の秘密 p.23 より引用
「地下鉄路線図とか、世界地図とか、国際通貨単位とか、一般的な手帳に載っていそうなものは、一切なし! そのかわりに、『この手帳についていないものリスト』を載せて、ないことをあらかじめ伝えておこう」
こうして、ほぼ日手帳に掲載されていないものを堂々とアピールすることにより、「ONLY IS NOT LONELY」つまり、「一人だけだってことは、孤独じゃない」という、オリジナリティーを大切にしたほぼ日刊イトイ新聞全体のテーマにつながる手帳が完成した。
ほぼ日手帳の秘密 p.103 より引用
そんな中、生活雑貨を扱うロフトが、ホームページで「オープンバイイング = 取り扱い商品の公募」を実施していることを知る。(中略) そのサイトからアクセスし、応募する。意外だが、直接営業したわけでも、ロフトから誘いがあったわけでもなく、オープンバイイングというシステムを利用した応募から、外部販売はスタートしたのだ。
ほぼ日手帳の秘密 p.122 より引用
0 件のコメント:
コメントを投稿