昨日のエントリーでカントリー・ロードに触れたので、原作マンガの「耳をすませば」が読みたくなって再読しました。
耳をすませば (集英社文庫)
柊 あおい
集英社 2005-07-15
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原作版と映画版の大きな違いは、主人公二人の関わり合い方です。
映画では「音楽」が二人を結びつけるきっかけになりました。原作では、「本」が二人を結びつけるきっかけになります。本好きの私は、図書館の図書カード (懐かしいなぁ!) で名前を知る原作のエピソードが大好きです。原作における「耳をすませば」というのは、主人公・月島雫が心の中に描く心象風景。心の中の水面に水滴が落ちる「音」を「聞く」ということを指しています。感動した時、心が大きく動いた時、ドキドキした時に、心の中で「音」がする。なんともロマンチックではありませんか。
映画版も良く出来ていますが、私は「本」が好きなので、原作版の方が好みです。
ちなみに「耳をすませば」には続編も書かれています。題名は「耳をすませば 幸せな時間」。本編の後日譚です。私が持っている集英社文庫には本編「耳をすませば」と「幸せな時間」の両方が収録されているので、ちょっとお得です。作品の出来は... 本編の方が好きですかね。
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