2008-10-31

ヘレン esp 第二部が終了

「ヘレン esp」の第二部が終了しました。第二部は、4 話連続の短期集中連載でした。

始まったと思ったら、あっという間に終わってしまいました。でも、第一部もたった 5 話しか連載されていなかったのですよね。それを考えると、連載量としてはバランスがとれているのかもしれません。丁度、第二部終了時点で、単行本一冊分のボリュームも稼げたようですし... (第一巻発売は 2008-01-08? とのこと)。

私としては、今回の第二部は少しホラー・マンガ的なシニカル要素が強かったように思います。チャンピオン・レッドで連載中の「フランケン・ふらん」がそういうタッチなので、色合いが似てしまったのかしらん。作品の質として良いと思うのですが、「ヘレン esp」の色ではないと思いました。

第二部の概略と感想

短くまとめ。

  • 第 1 話「ヘレンとライオン」。。。動物園の中で。死んだライオンと交感。ライオンに勇気を、そして自分自身に勇気を与えるお話。第二部の中で一番のお気に入りです。心がほんわか人肌に温まります。
  • 第 2 話「ヘレン、学校へ行く」。。。題名そのまんま。サイド・ストーリーとして、叔父さんが兄夫婦の命日に墓参りに行っています。ヘレンが日常生活に接触し始めるストーリーでした。第一部と第二部 (後半) のかけ橋的エピソードでした。
  • 第 3 話「ヘレンの花畑」。。。チューリップの妖精と心を通わせ、ヘレン風邪を引く。見舞いに来たクラスメートが、妖精のチューリップを刈って来るという。純粋な善意がナイフのように抉る、シニカルなお話です。苦手。
  • 第 4 話「ヘレンと人形」。。。人形が心を持ち、愛する製作者を殺そうとする。ホラー的な要素が入ってて、これも苦手。

あとがき

作者は、次に書くなら「冒険編」と書いています。はてさて、どうなることやら。エスパー大戦みたいなのにならないことを祈りつつ、でも第三部が始まることを祈りつつ。とりあえず、単行本第一巻を待つことにします。

2008-10-29

パイレーツ・オブ・カリビアン オリジナル・サウンドトラック・トレジャーズ・コレクション

パイレーツ・オブ・カリビアン オリジナル・サウンドトラック・トレジャーズ・コレクション(DVD付)

パイレーツ・オブ・カリビアン (Pirates of the Caribbean) は、大好きな映画です。特に一作目がお気に入り。二作目も面白かったですけど尻切れトンボなのでイマイチ。三作目は良くも悪くもアクション大作でした。

さてこのシリーズ。映画も素晴らしいけれど、音楽も素晴らしいです。しかし、サントラを買うのに一つ難がありました。サントラ盤は CCCD しか発売されていなかったのです。CCCD は CD プレーヤーを壊す可能性がある上に無保障。しかも通常盤より音が悪くなります。もう、やってられません。

そういうわけでサントラは欲しくとも、買っていませんでした。

ところが先日、ダークナイトのサントラを探していたら、パイレーツ・オブ・カリビアンのトレジャーズ・コレクションを発見。しかも、このバージョンは CCCD でないではありませんか。一枚ずつ買うよりもお得ということで、購入ボタンをポチリとしていました。

内容物

トレジャーズ・コレクションは、5 枚組みです。

  1. パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち のサントラ (通常盤)
  2. パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト のサントラ (ボーナス・トラック付)
  3. パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド のサントラ (通常盤)
  4. リミックス曲集
  5. DVD: メイキング、レコーディング風景、ライブ映像

リミックス曲集での聴き所は、ハンス・ジマー自作自演のピアノ・デモ。シンプルなんですけど、オーケストラな曲が続いてると、こういう静かなピアノ版が落ちつくんです。

トレジャーズ・コレクションは輸入盤もありますが、輸入盤だとリージョン・コードが違っているので日本の DVD 再生機では見れません。国内盤では少し高くなりますが、DVD を見ようと思ったら輸入盤は買えなかったです。実は、この DVD、まだ見ていないので今週末にでもゆっくり観賞しようと思っています。

2008-10-28

The Dark Knight (Soundtrack)

The DARK KNIGHT

音楽もお気に入りなので、サントラも買う予定です。

life@aka: ダークナイトの DVD を予約した より引用

先日予告した通り、The Dark Knight のサントラを買いました。

映画を観ていた時も思ったのですが、とりたてて印象に残るメロディー・ラインはないですね。むしろ、音響 (映画の雰囲気?) を楽しむタイプの音楽が多いように思います。

その中で強いてお気に入りを挙げるなら、10 曲目の「And I Thought My Jokes were Bad」と 12 曲目の「Introduce a Little Anarchy」でしょうか。12 曲目の冒頭の盛り上がり (これはメロディーなのかしらん?) がハンパないですね。まぁ、この盛り上がりを聞きたくってサントラを買ったようなものなのですが ^^;

ハンス・ジマー

そうそう、「The Dark Knight」と「Pirates of the Caribbean」って作曲者が同じなんですね。

ダークナイトは、音の演出も良いです。例えば、時計の音がチッチッチッチッと時間が過ぎるところ。(中略) パイレーツ・オブ・カリビアンも同じ手法を使っていました。アレも素晴らしかった!

life@aka: ダークナイト (The Dark Knight) より引用

音の演出が似ているなぁとは思っていましたが、サントラを買うまで気が付きませんでした。パイレーツ・オブ・カリビアンのサントラも (ダークナイトと一緒に) 買ったので、近々レビューを書きますね。

2008-10-27

アイアンマン (Iron Man)

昨日アイアンマンを観て来ました。ストーリーは、兵器開発会社の天才エンジニアリング社長が、誘拐されて、武器を作らされて、自作の武器 (パワードスーツ) で脱出して、帰国したら正式版パワードスーツを作って悪人をたおしてく、みたいな感じ。アメコミの軽さの中にも、それなりに人間関係を絡ませて、飽きない作品に仕上がっていました。

さて、今回、私がアイアンマンを見に行ったのは、次の記事を読んだからです。

ロバート・ダウニーJrといえば私にとっては「アリーMyラブ」なんだけれど、わりと無理な設定で唐突にいなくなってしまった回があって、それからだいぶドラマがトーンダウンした(とはいっても結局全話どころか繰り返し見たけど。また放映しないかな~。)ような気がしてがっかりだったんですけれど、実生活でドラッグで逮捕されたりリハビリしたりを繰り返している人で、そのときもその問題で降板していたと知りました。

★ちゃんネルDays★: 「アイアンマン」を観てきました。 より引用

「アリー My ラブ」は私が楽しみにしていた数少ないドラマです。ミュージカル、ミュージカルした作品作りがたまらない良作でした。好きでした。

その中にビリーがいました。主人公アリーの幼なじみにして元恋人、そしてライバルの旦那さん。ドラマを盛り上げる主要キャラクター。途中から、いきなり女をはべらせたり奇行を繰り返したかと思えば、裁判中に突然死! 急転直下な転回に、我々ファンはたまげたものです。ビリー退場後、「アリー My ラブ」は生彩さを無くして行ったように思います。

そんなビリー、もといロバート・ダウニー Jr. (Robert Downey, Jr.) がアメコミ映画の主役で復活! 観に行かないわけに行かなかったわけです。

更に yebo blog さんによると、続編も予定されているとか。ちょっと楽しみ〜。

パラマウントがアイアンマンの続編をアナウンスしているが、/Filmによるとマーベルのセルフプロデュースで以下のプロジェクトが上がっているらしい。全てアベンジャーズ絡みだ。

  • Iron Man 2 (2010年5月7日)
  • Thor (2010年6月16日)
  • The First Avenger: Captain America (2011年5月6日)
  • The Avengers (2011年7月15日)
  • Iron Man 3

yebo blog: [映画] アイアンマン より引用

2008-10-15

グレン・グールドを 4 チャンネル再生で聴く

グレン・グールドの LP で、4 チャンネル再生してみると楽譜をめくる音が聞こえたという話です。技術的なことは分からないのですが、オーディオ・ファン & グールド・ファンとしては面白いので、メモがわりにエントリーとして引用してみます。

昔 1970 年代の頃、4 チャンネルの LP が騒がれたことがある。結局は各メーカーが独自の方式を開発して譲らす、乱立の収拾がつかなかったため、一時的なブームでポシャッてしまった。だがあのとき筆者は、貴重な体験をした。確かグレン・グールドのバッハの LP だったが、これは普通の 2 チャンネルのステレオ録音で、たまたま 4 チャンネルの SQ デコーダーの電源を切り忘れていた。すると突然頭の上でピアノが鳴り出して、これはこれで面白いワイと、悦に入って聴いていたところ、ある個所でバサッという楽譜をめくる音がするではないか。これまでにも何回もその LP を聴いて、ついぞ楽譜をめくる音など聴いたことがない。もう一度その個所を再生すると、確かに楽譜をめくる音が入っている。

不審に思ってデコーダーの電源を切って、2 チャンネルのステレオで再生してみると、摩訶不思議楽譜をめくる音は、完全に消えてしまっている。筆者は不審に思って、メーカーに電話で問い合わせたところ、「そんな、アホな、あり得ないケースだ」という。試しに一度テストして欲しいと申し入れると、しばらくたって電話がかかって来た。「驚きました、あなたのおっしゃるとおりです」という。結局この件はうやむやになり、「要するにフェイズ・シフトの問題でしょう」で、チョンになってしまった。

CD の上手な買い方・集め方 p.98 より引用

2008-10-14

「ヘレン esp」第二部スタート

週刊少年チャンピオンで、「ヘレン esp」(木々津克久) の第二部が始まりました。

主人公ヘレンは、事故で聴覚・視覚を失い言葉も話せなくなっています。そんな彼女はある日、超能力に目覚めます。彼女がすることと言えば、盲導犬ヴィクターのサポートを受けて、日常を過ごすだけ。視覚と聴覚を失なったヘレンが、そっと日常を傍観する作品。それが「ヘレン esp」です。

エスパーなのに、バトルがないところがいいんです。人助けが目的でないところがいいんです。日常のワン・シーンを切り取って、そっと看取るような静かさが、心に入り込んでくるのです。

さて、第二部が始まるに当たり、「ヘレン esp」の単行本を探しました。第一部は短期集中連載だったので、単行本になっていると思ったのです。しかし、見当たりません。理由は分かりました。単行本にする程、連載が続いていなかったのです。

木々津克久の『ヘレンesp』は、『週刊少年チャンピオン』のNO.26(6月21日号)からNO.30(7月5日号)にわたり、計5話が発表されたシリーズで、掲載誌の通例にならえば、単行本化される可能性はきわめて低いと思われるが、そのことを、もったいないなあ、といわせるぐらいの佳作なのだった。

Lエルトセヴン7 第2ステージ: 『ヘレンesp』木々津克久 より引用

たった 5 話しか掲載されていなかったのですね。もっと長く続いていたと思いました。でも、今回の第二部で、幻になっていた単行本化は明かりが見えてきました。楽しみです。

木々津は、第5話が載った『週刊少年チャンピオン』NO.30の巻末のコメント欄で、「ヘレンはこのあと学校に行く事になりますが、それはまた別のお話」と述べている

Lエルトセヴン7 第2ステージ: 『ヘレンesp』木々津克久 より引用

とある通り、第二部第一話「ヘレンと ESP」のラストで、ヘレンは学校に行くことが示されました。下手な学園ものにならないと... いいな。ともあれ、待望の第二部スタートです。

2008-10-13

HMV 3 倍ポイント・セール中

HMV が、今、3 (トリプル) ポイント・セールを実施中です。

  • 対象は、発売済みの CD
  • 期間は、10/15 (水) 正午まで

「発売済みの CD」というのは、既に売られている商品が対象ということです。取り寄せ商品も OK です。しかし、「予約」が必要な商品は対象ではありません。また、DVD やダウンロード発売は、トリプル・ポイントの対象ではありません。

割り引きについて

現在、HMV では、次のセールを同時に実施中です。

  • 国内盤を 2 枚買うと (国内盤は) 20% OFF
  • 輸入盤を 3 枚買うと (輸入盤は) 25% OFF

そういうわけで、「発売済みの」「輸入盤 CD」を「3 枚以上」買うと、「トリプル・ポイント」かつ「25% OFF」で買えてしまいます。

あとがき

HMV は、しょっちゅう 25% OFF セールを行なっています。そして、時々、ダブル・ポイント・セールを実施します。これらのセールはお互い避けるように実施されていますが、年に 2〜3 回位いの割合で、2 つのセールが同時実施されます (夏休みとクリスマス前?)。トリプル・セールとなると随分まれで、25% オフと一緒になるというのは (私が知る限り) 今回が初めてです。今年は HMV online 10周年ということなので、そのおかげかもしれません。

もしかしたら、冬のボーナス時期にもう一度、トリプル・ポイント + 25% OFF セールが開かれるかもしれません。

そんな「もしかしたら」に賭けられない方々は、今回のチャンスに大物をお買い求めになるとよろしいかと。

ちなみに、私はグレン・グールドの 80 枚組ボックスを注文してしまいました。

2008-10-09

ダークナイトの DVD を予約した

映画「ダークナイト」のできがあまりに素晴らしかったので、DVD を予約してしまいました。Amazon だと、発売予定日は 2008 年 12 月 10 日。価格は 2,884 円 (定価 3,980 円 / 28% OFF) です。

シリーズ物の映画で、パート 1 を買わずにパート 2 だけ買うのは初めてです。それだけ、私は「ダークナイト」にハマってしまったということでしょう。

音楽もお気に入りなので、サントラも買う予定です。ただ、Amazon だとちょっと高い (2,580 円)。HMV の輸入盤がマルチバイ特価・1,726 円でお得です。マルチバイ特価は 3 枚以上購入で割引というサービスなので、他に 2 枚買わないといけないんですけどね。残り 2 枚欲しい CD が出来たらダークナイトのサントラも注文するつもりです。

ダークナイト 特別版

2008-10-07

ハンター×ハンター 再開

今週号から、ハンター×ハンターが連載を再開しました。今までと同じように、10 週連続の掲載だそうです。

せっかくなので、今週号時点の現状をまとめてみます。

  • 王 & ネテロ会長…移動中
  • ピトー、コムギ & ゴン…コムギの治療中
  • プフ & モウラ…監獄ロック (スモーキー・ジェイル) の中。硬直状態? 脱獄中?
  • ユピー、メレオロン & キルア…交戦中
  • シュート…行方不明
  • ナックル…シュートを探してる
  • パーム…行方不明
  • イカルゴ…パームを探してる

最初は、王及び側近 3 人との間で個別に戦って、話のメインラインは 4 つかと思っていました。でも状況はどんどんと複雑化。ナックルとイカルゴのサイド・ストーリーの他にも、地下に残ったままのブロヴーダや猜疑心の強い狼さん (名前を忘れました ^^;) も何か動きがあるでしょうし... それぞれに焦点を当てていったら、10 週なんてあっという間な気がします。

HUNTER×HUNTER NO.26 (26) (ジャンプコミックス)

ちっぼけなモンですよ オレの望みは 〜 魔人探偵 脳噛ネウロ 第 175 話

先週号のネウロ「魔人探偵 脳噛ネウロ」 (第 175 話「柱【はしら】」) から。

ちっぽけなモンですよ オレの望みは

この国の大多数の人間とおんなじ望み

ささやかで

冷めていて

それでいて大それてる

長生きしたいんですよ

「ちっぽけ」なのに「大それてる」。矛盾しているように聞こえます。でも、「生きる (長生きする)」って凄いことで、しかもちっぽけなことの積み重なりなのかな〜なんて考えてしまいました。

魔人探偵脳噛ネウロ 18 (18) (ジャンプコミックス)

2008-10-05

2008 年第 40 週に借りたもの

Taxi 4

Taxi シリーズの最新作です。署長の「全員出動〜」を聞くのが、この作品の楽しみです。Taxi 2 以降、「作戦名○○」が出なくなってしまったのが寂しいかな。

コミカルに安心して見られる楽しい映画でした。派手なアクションとか、こ難しい社会派映画に疲れたら、是非どうぞ。

TAXi4 DTSスペシャル・エディション

ハンター x ハンター 26 巻 (冨樫 義博)

ついに最新 26 巻発売 & ジャンプで連載再開ですね。

友達が最新刊を買ったので、読ませてもらいました。

内容は連載を読んでいるので知っていますが、読み返すとまたたまりません。ジャンプ連載再開の復習にもなって、いい感じです。

HUNTER×HUNTER NO.26 (26) (ジャンプコミックス)