日曜日に、ゆっくりと時間を取って「狼と香辛料」の九巻目を読みました。
本作は、「対立の町」の下巻になります。中盤までホロを中心にしたスウィートな流れで、残り百ページを切る当たりから大きく物語が動き出すプロットは、本作でも健在でした。
個人的には、エーブさんが後手後手に回る展開はちょっと見たくなかったですねぇ。荷をおさえられたり、人質とられたり。エーブさんらしくない。挙句、起死回生の策もレイノルズさんに邪魔されたり。ロレンスと向き合う分には、商人としての格の違いを見せつけていますが、全体を見るとエーブさんも歯車の一つでしかない感がして...
あ、これは上巻でロレンスがエーブに抱いた感想と同じですね。
エーブさんは、いつか再登場すると思うので、その時がまた楽しみです。
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