びんび屋で夕食をとりました。そうです、お味噌汁ランキングのエントリーで「わかめ」を買う店として紹介した、あの「びんび屋」です。ちなみに、左の写真はびんび屋の前、道路一本挟んだ所から望んだ海です。
びんび屋は、徳島県にある活魚屋さんで、採れたての魚を丼や定食にして出してくれます。もとは、トラックの運転手が、徳島から香川に荷を運ぶ際に立ち寄る食堂でした (少くとも私が生まれる前からあったそうです)。最近 (ここ、2、30 年?)、美味しさに引き寄せられて、県外からの客も来ているようです。徳島から香川に向かう高速道路が出来て、客足が遠のくかと思いましたが、相変わらず繁盛しています。
明石海峡大橋方面からアクセスする場合は、鳴門 IC で高速道路を降ります。IC を降りると、すぐに「香川」と「徳島」への分岐点が現れるので、「徳島」方面に出ます。その後、一般道で「香川」の表示が出ますから、香川方面に向かいます。すると、国道 11 号線に出ます。あとは、一本道ですので道なりに進みます。一度海岸線沿いを走った後、少し海から外れますが、心配せず道に従って下さい。10 分も行けば、再び海岸線沿いを走るようになります。左手に「びんび屋」が現れるので、駐車場に入りましょう。
明石海峡大橋以外からのアクセス方法は知りません。ごめんなさい。Google Maps でも見て、探して下さい m(_ _)m
久しぶりに訪れたびんび屋は、改装されて奇麗になっていました。昔は、ほんとに旨しいものを食べさしてくれる食堂という感じだったのに、美味しいものを出す定食屋さんになっちゃってました。でも、人の列はすごいんですよね。一番人の混む六時過ぎに行ったせいもありますが、店に入るまで少々待ちました。
席に座って注文したのは刺し身定食 (1500 円)。ごはんに、わかめの味噌汁、刺し身の盛り合わせに一品がつきます。写真を見て分かるように、びんび屋のウリはわかめです (もちろん採れたての魚もイイですよ!)。ごはん茶碗より口の広い椀に、これでもかと肉厚のわかめが入っています。GEROPPA さんが「飲む」のではなく「食べる」が適当
(life@aka: お味噌汁ランキング (食欲バトン))とおっしゃっるように、汁だと思ってあなどってはいけません。むしろ、おかずと考えてもよいくらい。
びんび屋の刺し身は、比較的大きな切り身になって出てきます。歯応えがあって、旨みがにじみ出て、とても美味しいです。びんび屋では、自家の漁船で毎日漁に出て魚を手に入れるため、鮮度が高いんですね。なので、遠洋漁業でないと手に入らない、マグロなんかは注文してはいけません。きっとそういう魚は市場か何かで手に入れたものでしょう。本当のびんび屋の美味しさが味わえません。瀬戸内で取れる魚を食べましょう。
本当なら、刺し身定食に入ってた魚を書き並べたい所ですが、魚に詳しくないのとメモを取り忘れたのとで、今回はお魚の名前はパス。確か、鯛と甘えびが入ってたのは覚えているんですけどね :p。
店を出る時は、忘れずに「わかめ」も買って帰りました :)
追記
びんび屋は、下町の食堂といった感じのお店です。運転中にお腹が空いて、駈け込むタイプのお店です。恩師や恋人を誘っての食事や商談に使うような、レストラン・お食事処ではありません。お気をつけ下さいませ。
おお、びんび屋、懐かしい。徳島にいたころには、里帰りの途中で寄ったりしていました。
返信削除ああいう場所でずっと営業を続けることができるということは、いい店ということですね。
Hit さんまで、びんび屋をご存じでしたか! なんか、このブログ、徳島に住んでた人の率が高いですねぇ ^^;
返信削除国道 11 号沿いで、びんび屋以外の店にはほとんど入ったことがないので、他店と比べて「いい店」かは言えないんですけどね。私は、びんび屋はかなり美味しい部類に入ると思います。少くとも、香川に行く時は、ほぼ必ず寄る位いには :)
GEROPPAです。
返信削除随分遅いコメントですが、「びんび屋」レポート感涙です。
今は亡き父親が,年に一回あるかないかの、家族の外食で連れて行ってくれたのは、いつもこの店でした。
成人してからも、徳島にいたときは、2月の新わかめの収穫の時期に合わせてよく行きました。
びんび屋の前の、夕暮れの海の風景に楽しかった子供時代と、父親の横顔が懐かしく思い出されました。
一度ぐらいは、父親を連れて行ってやったらよかったのにと、今さらながらですが後悔しきりです。
GEROPPA さん、こんにちは。コメントは何時でも受け付けております。どんなに遅くなっても、頂けると嬉しいですよー :)
返信削除びんび屋に、新わかめの時期に行くという発想はありませんでした。きっと、美味しいわかめが食べれることでしょうね。びんび屋に行くのが、どうしても帰省の時期になってしまうのが問題です :p
お父様のことは残念です。孝行したい時に親はなし、ですね。私も親孝行できる内に孝行しておかなくては ^^;