コンパイラ (中田 育男)
産業図書で 1981 年に出版された「コンパイラ」を読んでいます。図書館から借りた本なので古いです。Amazon で「コンパイラ」を探すと、同じ著者・同じ題名の 1995 年出版本が見つかります。両者の違いはなんでしょう。おそらく内容は同じで、時代に合わなくなった分を改訂しているのではないかと思いますが、両方を読んだわけではないので、下手に書いて墓穴を掘るのはやめます ^^;
Amazon には、1981 年本の目次が見あたらないので、章目次だけ書いときます。
- 序
- コンパイラの構造
- 文法と言語
- 字句解析
- 構文解析
- 記号表
- 誤りの処理
- 通訳系 (インタプリタ)
- 目的プログラムの生成
- 目的譜の最適化
最近は会社で組み込みプログラマーをやっています。組み込みでは、メモリーや処理系の制限が強くて富豪的なプログラムが書けません。また、割り込みが入ると、素直な構造型プログラミングが出来なかったりします。今の私のコードは、まるで goto 文だらけのように読みにくいです。
そこで、素直な割り込みコードを書いて、そこから本来の C 言語に変換するインタプリタを作れればと思って手を出したのが本書です。といっても、私は物理出身なのでソフトウェアの専門書 (?) は初めてです。読み初めて一週間。まだ 50 ページしか進んでいません。コツコツとは進んでいるので、正月明けには読み終えたい一冊です。
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