先日、「食 (欲) バトン」の 5 番目の質問「主食を除き、一年間を通して食べているものは何?」に、私は「味噌汁」と短い答えを返しました。
バトンは巡って、「花の下ニテ...」の GEROPPA さんのエントリー。GEROPPA さんの「主食を除き...」の答えも味噌汁でした。私のエントリーと違ったのは、味噌汁のネタをランキングにされていたこと。
「食 (欲) バトン」 - 花ノ下ニテ...。 より引用 (2006 年 7 月 31 日)ついでに、GEROPPA的 みそ汁のタネランキングTOP5はこちら
1位 とうふとわかめ
2位 きぬさやと油揚げ
3位 あさり
4位 しじみ
5位 なめこととうふ
なるほど。こういう風にすると「味噌汁」という答えも引き出しの深さを感じますね。
私もお味噌の具ランキングを書いてみましょう。
お味噌の具ランキング トップ 5
- 豆腐とわかめのお味噌汁
- あさりのお味噌汁としじみのお味噌汁
- キャベツのお味噌汁
- 蓴菜のお味噌汁
- なめこのお味噌汁
豆腐とわかめのお味噌汁
最もシンプルなお味噌汁ですね。シンプルゆえに、ダシと味噌の良し悪しを胡麻化せません。ダシを煮干や昆布から取って、値段の張るお味噌を使ってみましょう。お味噌汁の奥の深さを知ることができますよ :)
わかめは、鳴門のわかめがおススメです。全体的に肉厚で、歯ごたえがあります。これを食べると、カットわかめなんか食べられなくなります。私の実家は徳島県のびんび屋でわかめを買っています。
とうふは、鮮度のよいものがイイです。近所の豆腐屋に朝 7 時頃出向いて、まだ温い豆腐を一丁手に入れることが出来たら言うことないでしょうね :D。
あさりのお味噌汁としじみのお味噌汁
私は、あさりもしじみも同じ位い好きです。あさりの甘み、しじみの渋み。同じ貝なのに、味の方向性は全く逆ですよね。どちらがいいとか、私には決められません。でも、しじみが苦手という子は多いみたいですね。そういう私も、子供の頃はあさりの方が好きだったように思います。
実家では、しじみが苦手なのが約一名いるので、あさりのお味噌汁がよく作られます。その反動でしょうか。自分で自由にメニューが決められる時は、極力しじみのお味噌汁を作るようになりました。
あさりもしじみも、貝自体がタシを出します。煮干の場合と違って、前準備が少く済むのがよいですね。美味しい貝のお味噌汁を作るコツは、砂をよく吐き出させることと、死んでる貝を予め除いておくことでしょうか。
キャベツのお味噌汁
生で食べるキャベツは、シャキシャキして、どことなく鋭さのある甘みです。でも、お湯に通すと、しんなりして甘みが前面に出てきます。
キャベツを太めに千切りしてコトリと煮て、豆腐を入れて一沸かし。お味噌で味を整えれば、あま〜いお味噌汁の出来上がりです (あまいと言っても、チョコレートの甘さじゃなく、野菜の甘さですよ)。
お腹が疲れてる時に飲むと、元気になるお味噌汁です。
蓴菜のお味噌汁
蓴菜 (じゅんさい) は、お味噌汁にすると周りに膜のようなものができます。このツルツル感がたまらないんですね。この膜のおかげか、汁の中にあって味の主張が少くなっており、お味噌の味を楽しめるのも蓴菜汁の楽しみの一つです。
なめこのお味噌汁
蓴菜と同じく、ヌメヌメとした具になります。個人的には、濃い目のお味噌で仕上げると、バランスがよいかなぁと考えています。
あとがき
お味噌汁が大好きです。あれば、二杯でも三杯でも、おかわりをしてしまいます。
最近の高血圧は、味噌汁の飲み過ぎではないかと考え、自粛している程です。
味噌にダシに具にと、無限のバリエーションがある味噌汁を究める日は来るのでしょうか :)