エヴァンゲリオン新劇場版: Q を観ました。
序・破は TV 版をなぞる展開で、ストーリーでは大きな変更がありませんでした。新キャラクターが登場したり、 TV 版と違う演出・設定を楽しんだものです。
Q は、TV 版の基本を踏襲しつつ、大きくストーリーがリメイクされていました。新しいストーリーだと言っても良いかもしれません。「破」の予告編にあったシーンはことごとくず、全く予想しなかったストーリーが突き進みます。
シンジの困惑は、観客である私ともリンクしていた気がします。
映画を観て、リアルタイムにエヴァを見ていた時を思い出しました。先の分からない不安感。消化不良な設定。過去に何がおきたのか。未来に何が待っているのか。ゼーレは、ゲンドウは、カヲルは何を目的にしているのか。その真意は? そしてミサトたちの望みは何処に?
多くの謎を抱えて次作に続きますが、これが 17 年前に見ていたエヴァだと思いました。ある意味、原点回帰した新世紀エヴァンゲリオンを観た思いです。
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