Classical Masterworks という 30 枚組のクラシック CD ボックスがあります。
この 25 枚目、スメタナの「わが祖国」の 1 曲目 0:04 及び 1:42 付近に (電子音みたいな) 大きなノイズが入っています。普通に CD をかけてて、スピーカーが壊れるかと思ったほどびっくりしました。
この度、HMV からメールがあって不良品交換の手続き方法を教えてもらいました。HMV でこのボックスを買った人は、メール・ボックスをチェックしてみましょう。もし届いていなかったら、スパムと間違えられていないかチェックすることを忘れずに。受付締切日は 2012 年 12 月末日とのこと。お早めに。
Classical Masterworks について
せっかくなので、この 30 枚組ボックスについて紹介しておきましょう。このボックスは、アルテ・ノヴァ・レーベルの CD を中心に (一部 RCA 音源) クラシックのメジャー曲を集めたものです。アルテ・ノヴァというレーベルは、大手レーベル (ドイツ・グラモフォンやデッカ、EMI など) に所属しないながらも実力のあるアーティストと契約して、メジャーな曲からマイナーな曲まで手広く録音していました。
デイヴィッド・ジンマンによるベートーヴェンの交響曲全集はアルテ・ノヴァを代表するベスト・セラーになりました (本ボックスでもベートーヴェンの第九とリヒャルト・シュトラウスを一枚収録)。ロス・ポープルは古楽器的な演奏をモダン・オーケストラでやりながらも奇をてらわない演奏がぼくの心を引き付ける指揮者です (ヘンデルの水上の音楽と合奏協奏曲 Op.3-3、ハイドンの交響曲第 93,94,95 番、メンデルスゾーンの交響曲第 1,4 番、オルフのカルミナ・ブラーナ、サン=サーンスの動物の謝肉祭と七重奏曲 Op.65 を収録)。エミール・クライン指揮ハンブルク・ソロイスツによるヴィヴァルディの四季は広がりのあるゆったりとした演奏で (この曲では定番の) イ・ムジチの演奏のよう!!
HMV のレビューでは、次の様に書く人もいます。
リーパーはグレツキ以外殆ど手元にないので、これは纏まって購える最後のチャンスかもしれないので、買うとしよう。
リーパーの CD はベルリオーズの幻想交響曲、ドヴォルザークの交響曲第 9 番「新世界より」とスラヴ舞曲 Op.72 No.5-8、マーラーの交響曲第 1 番「巨人」、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第 2 組曲にスペイン狂詩曲とボレロ、シベリウスのヴァイオリン協奏曲に交響曲第 5 番、ワーグナーの管弦楽曲集が収録されています。
もちろん、全ての演奏が良いわけじゃありません。でも、玉石混淆の中では良い方です。あと、アルテ・ノヴァ・レーベルが好きならコレは買いじゃないかな、と思います。
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