2006-11-05

京都御所で蹴鞠を見てきました

先のエントリーに書いた通り、秋の京都御所一般公開に行って来ました。目的は二つ。一つは京都御所の公開を見ることです。もう一つは、御所内での催し物「蹴鞠」を見ることです。

本当は、昨日、行きたかったのです。というのも、昨日は雅楽の演奏会も開かていたんですよ。でも、寝坊をして、起きたら日が真上に上っていました。朝の 7 時に寝たら、そういうことになるんでしょうね。

そんなわけで、今日こそは見逃すまいぞ! と... 結局、5 分程遅刻したのですが ^^;

順を追って書きましょう。

朝風呂なんぞに入って、呑気にしていたら、出発する時間が遅れました。御所に着いた時には、10 時 50 分。蹴鞠は 10 時と 11 時の二回行なわれるので、既に 10 時の回は終わっています。というか、もう 11 時の回も始まる寸前です。

御所公開は入場無料なのですが、テロ対策のためか、入り口には警官が立って持ち物チェックをしていました。入場に少し時間を取られ、中に入ったはいいけれど、蹴鞠の場所が分かりません。ただ、順路が一方通行だったので、流に沿って走る走る。すると、広場に人だかりが出来ているではありませんか! ああ、あそこだ。時計を見ると、11 時 4 分。始まったばかり。何とか間に合ったようです。

といっても、既に人垣状態。中の様子は分かりません。

幸い、蹴鞠の実演は、二度に分けて行なわれました。11 時 20 分頃、一度目の実演が終わって、演者が交替しました。一枚目の写真は、一度目の実演が終わって交替する時の休憩場面です。

ここで、前にいた人達がいなくなったので、ようやく実演を見られるようになりました。

写真を見ると分かりますが、向かえの観客は、後ろの人達のために座って蹴鞠を見ています。しかし、左側の観客はほとんどの人達が立って見ていました。もう少し、後ろの人達のことを考えてあげればよいのにね。私の側は、前列のほとんどの人達が座っていたように思います。

二枚目の写真が蹴鞠をしている所です。座った場所が丁度逆光で、携帯のカメラのディスプレーを覗いても、自分の顔が反謝して何を撮ろうとしているのか分かりませんでした。勘だけで写真を撮ったのですが、上手く撮れました。真ん中の青い服を着た方が、鞠を蹴ったところです。蹴った人と、赤い人の間 (肩の高さ辺り) に見える白い物体が蹴鞠です。写真には六人しか映っていませんが、実演していたのは八人です。残り二人は、写真の外にいます ^^;

蹴鞠では、右足の甲しか使ってはだめなそうです。足だけで鞠を蹴るのも一苦労なのに、それでもラリーが続くのは見事なものでした。

この後、扇子を買って、御所を観たのですが、その話はまた次回。

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