堀尾省太の SF 作品「刻刻」の番外編が、電子書籍版で発売されています。値段は無料。Amazon でも Kindle 版で購入可能です。
刻刻
「刻刻」は「月刊モーニング・ツー」で連載されていた SF 作品。時の止まった世界に入り込んだ、一つの家族と止界 (= 時の止まった世界) の存在を知る宗教団体幹部らとの対立を描いています。時の止まった世界の独自ルール、対立の中で誰が止界から抜け出るのかというサバイバル的要素、めぐりめぐって変わってゆく人間関係。SF 要素の使い方とドラマの組み立ての優れた名作でした。
全 8 巻にて奇麗に完結。現在、第 1 巻が無料で発売されています。
刻刻 番外編は、刻刻 本編終了から 300 日後を描いた作品。番外編には、本編の主人公が出てくるものと出てこないものの二種類に大別されますが、この番外編は後者の形式。本編での出来事を他者がかぎつけて事件性に目を付けた... という流れ。
刻刻 本編を読まれた方は、是非。