2007-03-24

風邪でダウン

2007 年 3 月 21 日に帰省しました。実は、21 日の午前 1 時頃からお腹の調子がよくなかったんですけど、だましだましに夜を明かし、朝一で乗り込んだ新幹線の中で熱が上がってきました。

最初は消化不良からくる貧血か寒気かと思っていたのですが、症状は次第に悪くなるばかり。吐き気はするし、寒気はするし、フラフラになりながら何とか実家に到着。そのまま、ふとんに直行です。

その後は、下痢になって、体の節々が痛くなって、引越の筋肉痛が出てきて、お腹や頭が痛くなって、口内炎が出てきてともう散々。ひさしぶりに救急病院のお世話になりました。

帰省をしたら美味しいお袋料理を期待していたのですけどね。家に帰ってから食べたのは、お粥・バナナ一本・お粥・お粥・お粥・雑炊・雑炊・雑炊・雑炊・雑炊・雑炊と湯豆腐。少しずつ食欲が出てきて、体力も戻って来ました。でも、ご馳走を食べるには、まだ本調子ではないですね。おかげでブログの更新も滞ってしまいました。いくつか、ネタもあるので、後日ドカッと記事をアップするかもしれません。

2007-03-17

ミミズクと夜の王 (紅玉いづき)

第 13 回電撃小説大賞 <大賞> 受賞作品、「ミミズクと夜の王」を読みました。作者は紅玉いづき (こうぎょくいづき)。電撃文庫。

「ミミズクと夜の王」の特徴は、解説の有川浩氏が書いているとおりです。

平易な文章で綴られるお伽噺のような。

「ミミズクと夜の王」の解説 より引用

そこには、ツンデレもなく、学園生活もなく。SF もなく、ミステリーもなく。かわいい女の子も出てこなければ、挿絵も入らない (電撃文庫としては珍しいことです!)。ただ、ただ、心に浸みいってくる「ものがたり」があるだけ。

ミミズクという名前の少女と、「夜の王」と呼ばれる魔物のおはなし。

読み始めるとね、自然とページが繰られちゃう。文章がいいんですね。すごく静かに物語が進んでいって、気がつけば降りられない程にスピードが上がってる。止められない、というより、止まりたくない。とても懐かしい気持ちに戻ってしまう。何でかな? と考えてみたんですけど、これは小中学生の時に図書館の本を読んでた気持ちとそっくりなんです。ウィットもジョークも立ち回りも要らない世界。それが「ミミズクと夜の王」にはあります。

私は、電撃文庫の中では「娘と香辛料」という作品の完成度の高さにクラクラしていて、過去にはこんなことも書いています。

もし、「狼と香辛料」がハヤカワ文庫ファンタジーで発刊されてて、「○○幻想文学賞」や「英国○○大賞」なんて帯に出ていたとしても、私は驚きません。

life@aka: 狼と香辛料 (支倉凍砂) より引用

でもね。「狼と香辛料」がファンタジーの良作なら、「ミミズクと夜の王」は児童文学の良作ですよ。カーネギー賞もんですよ。きっとね、作者の紅玉いづきさんは、「グリーン・ノウ」シリーズ (4 作目がカーネギー賞受賞) なんかが好きなんじゃないかな。ホントにね。物語を愛してるってのが伝わってきます。

ミミズクと夜の王

2007-03-09

蕎麦屋にこらがテレビ取材を受けたって!

私の大好きな蕎麦屋さんの一つ、蕎麦屋にこらがテレビの取材を受けたそうです。

今日、テレビ番組の撮影が入りました^^;(関西地方のみの放映です。)

(中略)

放映日は、4月7日(土) 9:55am〜10:25am

番組名は、朝日放送さん「食べて元気!ほらね」

お時間のある方は、ご覧くださ〜い!

nicolas - work & holiday : TV撮影! より引用

蕎麦屋にこらについては、当ブログでも一度エントリーにしたことがありましたよね。

こちらの蕎麦の美味しさは、京都でも五本の指に入ると思ってます。テレビで、どんな風ににこらの蕎麦が紹介されるのか、今から楽しみです...

と思っていたのですが、ちょっと待って下さい。放映日は 4/7 で関西地方のみの放映?! 私、その時にはもう引越をして関西にいないじゃないですかっ!! テレビ放映、見られない。ショック!

こんなことを書いていたら、にこらのおそばを食べたくなってきました。引越までに一度、にこらに行こう。そして、美味しいそばを食べよう。うん。それがいい。

ref

2007-03-07

「護くんに女神の祝福を!」 11 巻を買いに行って...

Amazon で、「護くんに女神の祝福を!」11 巻の発送状況が「3〜5週間以内」になっていたので、もう発売されているのかと思って本屋に (真夜中に) 行って来ました。しかし、本がありません。いつもなら、平積みになっているのに...

店員さんに調べてもらうと、3/10 (土) の発売だとか。まだ発売されてないの? なら、Amazon も「発送」じゃなくて「予約」としててくれればいいのに! 泣。

でも、財布を見てみたら 300 円しか入ってませんでした。売ってても、これじゃあ買えないじゃん。まいったね。

とりあえず、eventcast にイベント追加しておきましょ。忘れないようにね!

護くんに女神の祝福を! 11 (11)

2007-02-24

100 エントリー目

life@aka も、本エントリーで 100 本目になります。

life@aka は、コンピューター系の話題を扱う clmemo@aka の分家ブログとして 2005 年 7 月に TypePad 上でスタートしました。その後、Blogger に移行。週 1 ペースを目標にエントリーを書き続けます。しかし、週 1 回ペースは、どうにも半端でした。毎日書いてる clmemo@aka よりも、大きなエントリーを書こうと肩肘を張ってしまったんですね。プレッシャーを自分でかけて、逆にエントリーは書けなくなって。2005 年の 11 月、12 月は 1 本ずつしかエントリーが書けず、挙げくの果てには 4 月・5 月は 0 本という為体になってしまいました。

結局、2005 年・2006 年合わせて 62 本。これではいけないと、2007 年 1 月の半ばから、毎日エントリーを書くようにしてみました。clmemo@aka だって毎日エントリーを書いているのですがら、出来ないはずがありません。

すると、肩の力が抜けたのでしょうか。身の回り (life) のことを書けるようになり、エントリー数が増えました。まぁ、その代わり

ライトノベルとベートーベンと消しゴムと祭りが交互に出てくる。

Long Tail World: EMIがMP3配信を交渉中:EMI in Talks to Sell MP3s より引用

なんて無節操なブログになっちゃいましたけどね。

なにはともあれ、これからも、life@aka は頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。

2007-02-23

ヴェルディのレクイエム (Victor De Sabata)

2006 年 12 月 26 日に注文したヴェルディのレクイエムがようやく届きました (バッハは、まだ届きません ;_;)。今回届いたヴェルレク (ヴェルディのレクイエム) は、デ・サーバタ指揮スカラ座管。1954 年のセッション録音です (デ・サーバタについては前エントリーをご覧下さい)。

デ・サーバタのヴェルレクは実はもう一種類、1951 年のライヴ録音があります。旧録音 (1951 年録音) は持っているので、新録音 (1954 年録音) と聴き比べです :)

これは素人の感想なのですが、弦は旧録音の方がいいように思います。キビキビとしているというか、迫力・推進力が、旧盤の方が僅かに上に感じました。特に「怒りの日」の演奏がいいです。といっても、ほんの少しの差でしかないのですけどね。

さて、新録音のいい所。これは歌手陣。特にソプラノのシュヴァルツコップがいいです。絶唱! 特に、「リベラ・メ」のソプラノ・ソロが素晴らしいです。音楽が、シュヴァルツコップの声でグッと引き締まります。レクイエムにおいて、ソロの歌手がこれほど影響力を持つと思いませんでした。彼女の声一つで、管弦楽が少し弱いのも全然気にならなくなります。

私は、ヴェルレクをデ・サーバタの他にトスカニーニを 2 枚、コルボを 1 枚、ゼナーナ 1 枚、計 6 枚持っているのですが、このデ・サーバタの新録音が一番好きになりました。理由は、もちろんシュヴァルツコップのソプラノです。

2007-02-22

デ・サーバタのモツレク

レコード芸術という雑誌があります。クラシック音楽の CD を専門に扱っているマニア向け (?) の雑誌で、目玉は月々の特集と月評 (新譜と再発売の批評) となっています。しかし、その批評を鵜呑みにして CD を買うと、時々とんでもない代物を掴まされてしまうというのも、クラシック・ファンの間では有名な話です。逆を言えば、自分のお気に入りの CD がレコード芸術の月評で貶されていることも珍しくありません。

これは、クラシック好きの友人と、レコード芸術批判をしていた時のお話。

友人: レコ芸の月評には、何度騙されたことか!

ぼく: ですよね。私もこの前、好きなデ・サーバタのモツレクがレコ芸で貶されてて...

友人: え、待て待て待って。デ・サーバタのモツレク?

この時、私は、「デ・サーバタのモツレク」という名前を、レコ芸批判の具体的な例として軽く挙げただけのつもりだったのですね。ところが、友人は、この「デ・サーバタのモツレク」に見事、喰いついて来てくれました。嬉しかったですねぇ。というのも、「デ・サーバタのモツレク」。これに違和感を覚えるというのは、よほどのクラシック・マニアであることの証左だからです。私の周りには、クラシック音楽ファンが少なかったので、「ああ、今、自分はクラシック・ファンと話しているんだ!」という実感を持てた。それが嬉しかったんです。

少し解説しましょう。

ヴィクトール・デ・サーバタ (Victor de Sabata, 1892.4.10-1967.12.11) は、イタリアの指揮者です (作曲家でもありました)。デ・サーバタのレパートリーは、何といってもイタリアのオペラ物! ヴェルディ、プッチーニを得意としていました。彼の指揮者としての実力がどれ程高かったかは、かの大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの後任としてミラノ・スカラ座の音楽監督に就任したことからも分かろうというものです。しかし今日、デ・サーバタの名前はあまり知られていません。その理由は、彼が極度に録音嫌いであったことが挙げられます。彼の演奏は、とても録音が少ないのです。

さあ、予備知識は入りましたね。ここで友人の質問「待て。デ・サーバタのモツレク?」の意味するところを考えてみましょう。質問を見てみると、「デ・サーバタの」と言っていることから、彼が (比較的マイナーな指揮者である) デ・サーバタを知っていることは間違いありません。数少ない CD を持っているから、デ・サーバタを知っているのでしょう。従って、彼はデ・サーバタが録音嫌いであることも知っているようです。そして、「モツレク (モーツァルトのレクイエム)?」と聞いていることからして、友人はデ・サーバタがモーツァルトを得意にしていないことも知っているわけです。このマイナーな指揮者のレパートリーを熟知していなければ、こんな質問は出来るこものではありません!

しかし! さすがの友人も、デ・サーバタがモーツァルト没後 150 年記念コンサートでレクイエムを指揮し、その時のライブ録音が残っていることまでは知らなかったようです!! (もちろん、喜々として教えてあげましたとも!)

デ・サーバタのモツレクは、1941 年 12 月 4,5 日録音。ローマ RAI 弦楽団 & 合唱団を指揮。タッシナーリ、スティニャーニ、タリアヴィーニ、ターヨといったイタリアの名歌手が揃っており、レクイエムというよりまるでオペラ! この名唱を聞いて下さい。というか、デ・サーバタの指揮で美しい鎮魂歌を求めちゃいけませんね ;)